アイドルについて 前書き

こんにちはぼくです。今回からアイドルについて書いていきたいと思います。

と言っても、それは別に○○坂の誰々が可愛いから次のセンターになりそうだとか、年齢的にそろそろ誰々が引退しそうだとか、最近出たあの曲がいいとか、そう言った類のオタク的専門的な一部の特殊な層にしか伝わらないような物ではありません。そうではなくそれよりもひとつ上の、メタ的とでも言い換えられるような、アイドルというもののもつある種の構造のようなものを示したいと考えています。

今記した通りぼくはアイドルについてあまり詳しくない、というよりほぼ無知と言っていいでしょう。それなのになぜそれをテーマにして書こうと思ったかというと、ずっとこの熱狂的に支持されるサブカル文化に疑問を抱いてきたからです。

今の日本で普通に生きていて、アイドルというものに全く触れないということはおそらく不可能でしょう。テレビでは音楽番組、バラエティ、クイズ、ドラマなどジャンルを問わず局や時間帯に関係なく見かけられ、街のポスターやYouTubeの広告では絶えず起用され、オリコンチャートやituensのトップチャートでたびたびその名を目にします。センターの名前を知らないと「なんで知らないの⁈」と驚かれます。

しかし、アイドルというもののスペックに目を向けてみるといまいちパッとしません。特に顔が可愛いというわけでもなければスタイルがいいということもありません(ごめんなさい)。当然役者ではないので演技もできなければ、歌詞は普通のJ-POPと変わらず歌が特別に上手ということもなく、ダンスに関しては酷いものだと高校の文化祭レベルで、クイズ番組で次々と難問に正解したりバラエティ番組で絶対に滑らない話ができるということもないのです。単体の性能は少しオーバーに言ってしまえば「ちょっと顔の良い一般人」とさして変わらないでしょう。(本当のごめんなさい)。

にもかかわらずアイドルは今や日本になくてはならないほどの存在にまで発展しています。この産業によって莫大な額が動いていますしその社会的影響力は言うまでもありません。このギャップは一体どこから来るのでしょうか?

コンテンツそのものとしての価値と評価が著しくズレている。ぼくはこの点でアイドルというものに興味を持ちました。

この問題を解き明かそうとする際、アイドルに詳しくなってもきっと答えはわかりません。コンテンツだけの問題ではないからです。よってここではあまりきちんとアイドルの詳細な情報に踏み込むいことはないでしょう。その代わりにもっと抽象的で、ジャンルを横断するようなものをかけたら良いなと思っています。

長くなりましたが前置きでした。これからがんばります。

(繰り返しますがぼくはアイドルについて詳しくありません。そのせいで間違いや勘違い、勝手な思い込みを書く可能性があります(というか非常に高いです)そうなっていたら生暖かい目で流していただけると幸いです。。。)

(注)この記事は昔投稿したものを間違えて削除してしまったため再アップしたものです。


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