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映画評論独り言 デ•ヴィル家の招待状

 どんなホラーか少し判断が付きにくい序盤ではありますが、上から襲ってるパターンと、全体の雰囲気、そして男優がいかにも、という感じなのでヴァンパイア系という事がある程度のところで分かります。なかなか進展しないストーリーですが、カット割や撮影の仕方が上手く、退屈はしません。
 中盤に主人公が生贄的な存在に気付いてからは中弛みの分を一気に解消するかのように怒涛のアクションとなります。自分も敢えてヴァンパイアに変身して敵を倒すという捻りはあるものの、あくまでオーソドックスな仕上がりです。怖さもそこそこに映像は綺麗で及第点と言いたいのですが、バトルシーンの撮り方が下手すぎて嫌になります。香港映画を観てるせいもありますが、ラストに繋がる大事なシーンですのでもっと丁寧に撮ってほしい。9月に公開となるヴァンパイア映画に期待して。評点 50

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