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映画評論独り言 地獄の変異

 この映画を評論する前に珍しく脱線話を少し。最近、ホラー映画の視聴回数が減り、サスペンスやジャッキー映画に傾けてきた事もあり、素敵なホラー映画に出会いたいなぁと考えていた矢先にこんな本に出会いました。

 まだ10数ページしか読んでいませんが、自分の心を客観的に捉えることが出来そうですし、何より所々で作品紹介もあり、先の素敵なホラーに出会うための一助になりそう本だと思いました。少々値段はお高いですが、ホラー映画ファンなら満足しそう書籍ですのでオススメします。
 さて、本作ですが、2005年とかなり昔の作品ですので基本に忠実に仕上げています。洞窟探検に挑んでいったら怪物に襲われるというストーリーで、怪物が出るぞ、出るぞとタメをある程度作ってからのエイリアン似の怪物が出現。暗闇、閉じ込め、1人1人犠牲と、最後まで予想を裏切ることなく進んでいきますが、つまらないというわけではありません。ある程度までいけば、怪物の全体像も映し出されますし、空を飛んだりして少し捻りも加えています。これらの手法を現代ホラーで見せられたら普通過ぎると怒りますが、20年前の作品なら丁寧に作っているなとなります。たまにはオーソドックスのB級もいいなと感じるくらいの作品です。評点 61

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