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エッセイ:言葉のサンドバッグ

言いっぱなしって、すごく悲しいことだと思う。
言うだけ言って、聞いてくれてありがとうも、こんなこと言ってごめんねも、なんでこんなこと言っちゃったかも、何も言わずに知らんぷりなんて。
まるで自分が人を傷つけたことを、思い悩ませたことを、気づいていないみたいに、気づかないなんて、
そんなの、ひどいよ。
散々愛を見せかけてきたのに、そっちはただ、私というステータスが欲しかっただけなんて。そうじゃないとしても、そう見えちゃうよ。そう思えちゃうんだよ。ねえ、どうなんだよ。教えてよ。
ああでも、聞けないな。そんなの。それこそ私がその人をサンドバッグにしかねない…。
そうだ。わたしだって散々他人をサンドバッグにしてきたはずなんだ。
なのにこんなふうに他人ばっかり責めて、被害妄想して…。小さい頃から何も変わってないね。もうやらないようにするよ…気をつけるから…。

よくみんな「好きだよ」「だいすき」「結婚したい」って私に言うじゃない。
大勢から言われたことなんてないけどさ。言われたいとも思わないけど。
でもその言葉たちは全部全部軽くって、「私自身」を求めているわけじゃないんだ。ただ私は、その人達の見せかけの愛に踊らされてるんだ…おかしいね。みんなすぐどこかへ言っちゃうのに。それで都合のいいときは寄ってくる。その時は私はなんて顔をしたらいいんだよ。笑顔しか、ないよ。
だって言ったら…言ったことはある気がする。その時は「そんなに束縛しなくてもいいじゃないか」って。ああ私、わがままを言っていたんだね。ごめんね…

画面越しなら、ネットの海の中にいる人の、私の好きな、応援したい人が、「みんな」に向けて「すき」って言ったら、それはいいんだ。でもこれも、私の「この人が好き好き大好き」っていう感情によって盲目になっているだけなのかも。むずかしいね。
ああ、でも私は、やっぱりあの人達が好き。


終始情緒がおかしい。最近やばいね。
こんな怪文を読んでくれてありがとう。感情をぶつけただけになっちゃったね。ごめんね。
いつもと口調とか語尾も違うし。でも今日はこんな気分なんだ。きっと明日には元に戻るよ…。元の私ってなんだろうね。
やばい。ガチで文面がおかしくなってきたぞ。
そろそろやめよう…

読んでくれてありがとう。
みんなも人をサンドバッグにしないように気をつけていこうね。
一緒にちょっとずつ進んでいこう。