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googleアナリティクス知ってますか?

『今さら?そんなの知ってるよ』という方にはすいません。
google アナリティクスのお話です。

ECを運用している人にはおなじみというか基本のツールですが、そうでない人には意外と未知の世界で楽しいと思うのでご紹介します。

googleといえば改めて説明するまでもない、もはやネット界の王というか神みたいな存在です。
そのgoogleが提供しているツールがgoogleアナリティクス。
簡単に言うと、『自分の運営するサイトにどのくらいの人がアクセスしているか』を見れるツールです。
はいはい、アクセス数とか見れるやつね。と思ったあなた。
確かにそうなんですが、『ここまで分かるの!?』というくらいの細かさで確認できます。

例えばトップ画面はこんな感じ。

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なぜか、欧米からのアクセス。
うちのサイト、日本語しかないんだけど(笑)。
アクセス場所は都市レベルで確認できます。

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他にも、ページごとの閲覧数や"ページを下までスクロールした"、"ボタンをクリックした"などの行動数、

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どこのサイトから飛んできて、それぞれどのくらいページに滞在してくれたのか

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具体的にページからページへの遷移状況はどのようになっているのか

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各端末(スマホ/タブレット/PC)からの接続割合、使用しているブラウザ、OS

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などなど、キリがないくらい細かく見ることができます。

どうでしょう?結構驚きません?僕は初めて使った時、感動しました(笑)。
ちなみに無料で使えます。
このツールを使うことで、様々な分析が可能です。

『ECサイト作ったは良いが、全然注文来ない』という時、状況が分からないと「値段が高いからかな?」「商品のバリエーションが少ないからかな?」「写真がイマイチだからかな?」などなど色々な想像をしてしまいます。
それがアナリティクスを活用すると、

・そもそもアクセス数少なすぎる
・トップページでページを閉じているが多数。商品までたどり着いていない
・長めの説明文書いたけど、途中で閉じている人が多くて、意図が伝わっていない

など、結果が出ない原因が分かるので改善するべき箇所がハッキリするわけです。
『そもそも顧客は商品ページにたどり着いていないので値段のせいでも写真のせいでもない。まずはトップページで興味を掴んで商品ページまで誘導するところに注力すべき。』などのように。

これだけだとgoogleさんの宣伝して終わりなので、思ったことを2点記載します。


1.DXってこういうことか
先ほどの『ECサイト作ったは良いが、全然注文来ない』という例、飲食店でも同じことは言えます(むしろだいたいの商売はそうか)。
すなわち、『飲食店を出したがお客さんが来ない』という時、
原因は色々考えられます。

・店の存在が認知されていない
・店頭の看板や写真が魅力的でない
・値段が高い
・メニューに魅力がない
など。

基本的に、どれが理由なのかはわかりません。
あれこれ試行錯誤しながら結果が出るまで改善するのみ。
ところがECについてはアナリティクスを活用することでどの段階まで来ているのか分かっちゃう。

DXという言葉は定義があってないくらいに非常にふわっとした言葉です。
『スマホを中心としたデジタル端末使って色々やりましょうね~』くらいの感じ。
しかし、そのデジタル端末を使うことでこれだけはっきりとしたデータが取れるようになるんです。
そりゃ変革が起きるわけだと思います。


2.もはや個人の行動なんて全て筒抜け
googleアナリティクス、アクセスしてきた人の氏名など個人情報レベルまではもちろん特定できません。

でも、公開していないだけでgoogleが取ろうと思えば当然取れるわけですよね。行動履歴だってgoogleマップの精度を考えれば路地1本レベルの正確さで分かるし、ネットの閲覧歴から興味対象や購入履歴までなんでも分かる。

こういった情報を米国政府や関連組織が秘密裏に取得していて、あれやこれやに使っているとしても不思議ではないです。っていうか、実際昔やってたし(コインテルプロ)。当然、こんなことは各国政府も重々承知なので色々規制はかけているようですが、どこまで守れるか。

そしてもっと脅威なのがデジタル端末がすでに我々の生活から切り離せないものになっていること。
仮に情報が抜かれてあれやこれやに使われているとしても、「じゃあ、今日からスマホ捨てられますか?」と言われるとNoです。
リスクはあると分かっちゃいるけど、もはやIT企業の手のひらの上で生活するしかない。

ちょっとオカルトチックですが、念のため知っておいても良いことかと思います。

とりあえず日本はデジタル庁を作るだの作らないだの、トップが男性だの女性だのそんなことでグダグダやっている場合ではない(苦笑)。

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あべかずひこ
いやー、お金を頂ける文章とは思いませんが、頂けるというのなら受け取らせて頂くこともやぶさかではございません。