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美しいあの国に、また行けますように。 | ミャンマー旧首都 ヤンゴン

コロナ&クーデターが始まる前に行ったミャンマー2週間の旅。

長くに渡り鎖国状態で、その後も経済制裁により隔絶状態だったが2011年に制裁緩和により脚光を浴びることになったミャンマー。国としての貧しさは感じるも、閉ざされていた分この国の個性や文化、伝統が強固なものとなり、より人々を惹きつけるのだと感じた。

2週間で周った地域は3つだが、それぞれ全く雰囲気が異なり、魅力がたっぷり。正直全然見足りないくらいで、なぜここが「東南アジア最後の秘境」と言われるかがよくわかった。

またこの美しい国に行ける日が来ますように。
この国の人たちに平和な日々が訪れますように。
そんな願いも込めて旅を振り返ってみる。

寝かせてくれない大晦日

年越しを兼ねて行ったので、初日は大晦日のイベントがヤンゴン市内では行われていた。

美味しいご飯とお酒を飲み、長旅の疲れもあったので寝ようとするも
ホテルのプールサイドで永遠と続く大カラオケ大会。
しかもマイクを握り続けるのは音痴のおじさま…。
カラオケ大会は3時くらいまで続き、やっと就寝。

翌朝は寝不足もあり、午前中はプールサイドでゆっくりとすることに。

ミャンマーは12月でも30度くらいあるので、毎日プール日和。

煌びやかな街 ヤンゴンで信仰と文化に触れる

仏教徒が多いミャンマーにはたくさんのパゴダと言われるが仏塔ある。
いくつかパゴダを周ったが、どこに行っても煌びやかな装飾に圧倒される。

仏教徒の世界では、日ごろ功徳を多く積むことで良い来世を迎えることができ、また悪いことをすれば自分に返ってくると言われているので、パゴダでは多くの祈るミャンマーの方々を見かけた。

窓枠も、その影も、とにかく美しくて見惚れる。
圧巻の金の部屋。

自分の信じるものや、信念を守り続ける姿勢には美しさすらあった。
信じるものや、大事にしていることは人それぞれ違うので、それを否定されたり、抑圧されたり、人に押し付けたりするのはやっぱり違うよなと改めて感じた。

美しく残る、伝統の模様を探して。

パゴダ巡りをした後は、ボージョーアウンサンマーケットへ。
マーケットの中は迷路みたいで、だいぶカオス。さっき見たお店にまた行きたいと思ってもなかなか辿りつかない…

全て手織の美しい生地達。

マーケットの中にはたくさんの生地屋が。ミャンマーの手織の生地は模様が本当に素敵で自分が好きな模様と色の組み合わせを見つけるのが宝探しみたいで楽しかった。針子さんも別の棟にいらっしゃるので、選んだ生地をそのまま縫ってもらうことに。可愛いカーディガンを作ってもらった。

ミャンマーで出会ったタナカ。誰なのそれ。

ほっぺにタナカ?

12月も30度くらいの暑さで、陽射しも強いミャンマーでは、タナカ(Thanakka)と言われる木をすりおろした液を顔に塗っている人をたくさん見かける。

このタナカ、なんのために塗っているのか調べてみると良い効果がたくさん!

  • 日焼け止め

  • 美肌

  • ニキビに効く

  • 虫除け

流石に日本に帰ってほっぺにタナカを塗る勇気はないのでパウダー状のものと、ミャンマー旅行中に使うほっぺに塗る用のもの両方をゲット。

パゴダ巡り、マーケット散策と、一日中歩いてクタクタ…
最後はミャンマービールで締め!

アジアで一番美味しいと言われてるミャンマービール。
やっぱり美味しかった。

またこんな日が来ますように。

ヤンゴン編 Fin.

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