琴にチャレンジしてみて
漫画の影響で琴にチャレンジすることを以前記事にしました。その続編です。
弾きたい曲がある
それは『春の海』という曲。
日本人なら誰しも一度は耳にしたことがある名曲。私はこの曲が好きで、琴を弾くなら絶対この曲を弾きたい。目標は決まった。
楽譜購入
amazonにて楽譜を購入する。便利な時代!
琴の楽譜は音楽の教科書で知ってはいたものの、チンプンカンプン。小さい数字やヲ・オは教科書に載ってないから意味がわからない。
こんな漢字の羅列がひたすら続く(でも楽譜)
そもそも音楽経験がなく五線譜の楽譜も読めない私にはレベルが高いような……気のせいか?
調弦もわからない
琴では、柱(じ)というものを弦の間に入れて調弦していく。
13本全ての弦と琴の間に挟んでいく。
場所(右か左)によって音が変わる。
とりあえず調弦をしないといけないが、調弦もチンプンカンプン。
そもそも平調子ってなんぞ?
ネットを駆使して、ドレミファソラシドとCDEFGABCが同じ意味ということを知る。
スマホにチューナーを測るアプリをダウンロードして一音一音確認しながら柱の位置を調整する。
(一番低い音は弦の調整が必要らしいので諦めた)
調弦だけで2時間程要した。
初級を飛び越え上級者向けに挑戦
ネットで調べている途中に知ったのは、『春の海』が上級者向けの難曲であること。
ど素人が手を出す曲ではない……!((((;゚Д゚)))))))
しかし初心者向けの曲から練習する気がない私は、この曲だけ練習を重ねようと決意した。
いつ訪れるかわからない飽きが来る前に、なんとか形にしたい。
毎日練習
といっても時間もそんなに割けないので一回の通し練習のみ。
そして爪をつけると音が響いて迷惑になりそうなので、爪無しでの練習だ。
最初は通せなかったし曲にもならなかった。
音、音、音の連続。
原曲は7分程だが、初回は全ての音を弾き終えるまで40分かかった。
楽譜も読めないし弦の場所や間隔も掴めてないので仕方ない。
通勤中はエンドレスに『春の海』を流して音を覚える。家では楽譜を見ながら指使いの練習。
気持ちだけは時瀬高校(漫画の舞台)の箏曲部員。
限られた時間を全力で使う!
暗譜もできつつあり、今では全体で13分程。かなり短くなった。かなりゆっくりだし、爪はつけていないし、弾きにくいところはあるが。
野望
爪をつけて大きな音で練習したい。
本来の琴の美しい音は全然出せていない。
しかしド素人でも練習を重ねることで、少しずつできるようになることを体感できている。
わからないことばかりでも、自分で調べられるうちは何とかなる。…かもしれない。