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時代の移り変わり

現在私が活動しているスポーツでは、監督、コーチ、トレーナー、フィジカルコーチ、マネージャーetc…
様々な役割の人が現場にたってチームを支えてくれています。
ですが近年、私が活動しているスポーツでは、自分を含め、身体のケア、フィジカル的なトレーニングなどをパーソナルトレーナーのもとで行なっている選手が多数います。
自分自身、プロとしてのキャリアをスタートした頃は殆どの選手がチームのトレーナーにケアをしてもらい、フィジカルコーチにフィジカル面を鍛えてもらうというのが普通の時代でした。
しかし最近では先程も述べたように沢山の選手がパーソナル化されてきました。
そして選手自身がフィジカル、ケア、食事面など沢山の知識を身につけるようになったと感じています。

反面。
それはなぜかわかりかねますが、私が感じていることとして
フィジカル面やケアの部分で現場のスタッフがアップデートされていないのではという疑問。
パーソナルで教えてくる人たちのレベルの高さ。
そしてインターネットや様々なつながりが増えてきたことによって自分に合ったトレーナーさんに出会えるようになったということ。
どんどんプロアスリートは進化していると感じています。

そこで私自身チームのトレーナーやフィジカルコーチに不審を抱くことも多々あります。
それは何か。
実感の違いです。
簡単に言えば腕の凄い治療院の先生にケアをしてもらった後は身体が軽くなり痛かった部位もかなり痛みが無くなっていたりします。
これをもし読んでいるアスリートがいるとすれば共感してくれる方もいると思います。
しかし反対にチームのトレーナーに練習後にケアをしてもらっても正直実感はありません。
様々なチームで活動しましたがほとんどチームトレーナーのケアで良くなった!と実感したことはほとんどありません。
フィジカルトレーニングも同じです。(凄い方もいました)

なぜチーム内のスタッフがアップデートされていないと自分が感じるのか…それは私自身わかりません。
私は愚痴を言いたい訳でもなんでもなく、この投稿で言いたい事。
それはこれからどんどんパーソナル化が進むのではないかと言うこと。

プロアスリートは移籍する際どんな監督か、チームか、どれだけ自分が成長出来そうか。はたまたお金のためか。
みんな自分を高められる環境に行くために移籍をします。
しかしそこにトレーナーやフィジカルコーチの事を考えて移籍する人はほとんどいないと思います。

しかし今現在、パーソナルで治療や筋力トレーニングを行っている選手達でチームのケアやフィジカルトレーニングに疑問を持っている人は増えてきていると思います。
だからチームに属していてもこれからの未来は一人一人のデータをとってその選手にあったフィジカルトレーニングなど出来る人材が必要とされ、従来のままアップデートされない人はどんどん淘汰されて行くのでは無いかと感じています。
私自身キャリアをスタートしてから立った10年少しで目まぐるしく進歩しています。
これからレベルアップして行くにはそういった人材が選ばれるのでは無いかと感じている今日この頃です。

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