プロカードゲーマーの千葉旅行記、あるいは千葉はオタクに理解があるギャルということについて
幕張メッセでイベントがあった。
千葉は大好きなので行くしかない!参加レポートを記す。
突然だが、あなたは千葉と言われて思い浮かべるか?
ディズニーランド?
オタクだからそういう人が多い陽キャっぽいとこは興味ないって?
わかってない!
何もわかっていない!
千葉は陽キャギャルに見せかけて、オタクに理解のあるギャルなのである。
なぜなら千葉には
不採算路線が複数走っているからだ。
不採算路線とはつまり人が来ていないところに繋がっている路線である。これはつまり、インスタントに公共交通機関で秘境へ行けることを意味している。
以前久留里線で山の中に入ったことがあり、最高だった。
景色が綺麗
野生の猿がいて、おお!猿だ!ウキャキャ!と盛り上がった。猿は俺だったかもしれない。
前行ったときは内陸に入っていったので今度は海のほうへ行こうと思った。
【千葉県のオタクに理解のあるギャルポイント①】
東京からインスタントに行ける秘境、海と山のオプションあり
そんなわけでイベント2日前の22日に館山に到着!
天気が悪いし自宅からよりもイベント会場の幕張メッセから離れた気がするが些末なことだ。
6/23、金曜、館山駅前でレンタル自転車を借りて探索スタート。
はじめに赤山地下壕跡へ行った。
2km近くある最大級の地下壕跡である。平日なためだれもおらず暗くてひんやりとした雰囲気を多分に味わえてよかった。
気温が年間通して17度程度らしく、夏に涼みながら見学するのもよいだろう。きのこの育成に環境がよく、戦後はきのこを育てるのに使われていたらしい。
千葉には軍事に関わる場所が沢山ある。
【千葉県のオタクに理解のあるギャルポイント②】
ミリオタ向けスポットが充実
複数の地下壕跡に海軍砲術学校跡地なんかもある。
現在も軍事戦略に重要な場所であるようで、自衛隊の基地や倉庫、さらには自衛隊にフィーチャーした名物もある。
地下壕を観た後は須崎のほうへ行き、大房自然公園のほうまで行った。
須崎神社の鳥居越しに海を見る。
海の方へ
鳥が集まっている
天気が悪いがこれはこれで趣がある。最果て感がそそる。
次は大房の方へ。
すっかり天気も良くなった。良い景色である。
6月、照り付ける太陽の下自転車をこぎ続けるのは結構くる。
曇りも悪くないのだ。スクリューを嘆くよりフラッドと比べていいところを探して喜ぶ方が生産的。カードゲーマーはそういう考え方で生きるべき。
散策しながら所属グループ(明星Hive)で写真を送っていると、メッセージが来た。送り主はkaiman、忍者のような寡黙な人だがめずらしく興奮した様子で、斜交層理(地層の斜めの模様)が地下壕の中で立体的に見えるのがたまらないらしい。
丁度いいのがなかったので画像を引用。写真はあるが勝手に入っていいところだったのか不安になりあげるのを躊躇したとかいうわけでは断じてない。
【千葉県のオタクに理解のあるギャルポイント③】
地学オタクに優しい
房総半島は比較的きれいに堆積構造(地層の模様)が見えることで有名らしい。
こちらは諏訪神社
地層×神社という新たな趣を知った。
千葉を満喫して大満足!いい休日だった!優勝!
と思っていたらなんと地域ごとの最後のイベントがあるではないか。一度優勝したのでもう一回優勝できるだろう。
フィーチャーされたりしながらすごい勝てた。6-2。デッキはこの日始めて回したのでミスをしながら戦いの中で成長した。
あと前日にずっと外で自転車を漕いでいたせいで、日焼けで腕がずっと痛かった。
二日目
3-0からIDしてTOP8に入る。
二日目なのでもうミスはしなかった。俺がパイオニアマスター。
チームTシャツを一枚しか持ってきていなかったので
フィーチャーに移る前にと仕方なく前の日着ていたものに着替えたが
カバレージには間に合わず。でもとりあげられたのは嬉しかった。紙だとこういうのもあるのか。
準決勝で敗北しTOP4でおしまい。
飲み会もありいい週末だった。
また旅して人と会うためにイベントに参加したい。マジックもまたそのうち勝つときが来れば勝つだろう。
次の地域の最終決戦地は常滑らしい。前回一日目でドロップして調整した仲間と日間賀島、篠島を観光して優勝した場所なので楽しみである。優勝してもドロップしても優勝という最高の地だ。
日が沈むのを島で眺める
次は佐久島へ行きたい。「おひるねハウス」という、年齢とともに得てきた不要なものから解放されて満ち足りるために必要な全てがそこにありそうな名前の施設が気になる。
ではまた次の記事か島で。