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賃貸でも可能な壁面収納パーツの作成

3Dプリンターで、壁面収納用のパーツを作ってみました。

基本構成

基本のパーツ構成はこんな感じ

メインパーツ
ジョイントパーツ(右側)
合体

こんな感じでメインパーツを壁面に固定して、それにジョイントパーツを組み合わせる形です。
上の基本構成は複数個使う事で棚受けとなって、木の板を載せる事で簡易的な棚を作る事ができます。部屋の角にコーナー棚みたいなのが簡単に作れます。
コンクリ打ちっぱなしではない最近の一般的な居住用の壁ならどこでも設置可能です。
大家さんに確認が必要な場合もあるけど、賃貸でも理論上可能です。

原理

原理としては簡単。細い釘(虫ピン)を使って壁面にパーツを固定します。

これは100均でも買える壁面フックと原理は同じ。

賃貸でも壁面の押しピン使用については概ね問題ありません。
これを利用(悪用?)してピンの数を増やす事で耐荷重を増しています。
壁面フックだと商品によりますが、ピンが3本で耐荷重2~7kgくらいの表記があります。
今回作ったメインパーツでは、ピンを最大16本刺す事ができるので、10~30kgくらいの耐荷重がある計算になります。

汎用性

あえて一体型で作らず、メインパーツとジョイントパーツの構成にしました。
用途に応じてジョイントパーツを変えたりと汎用性を持たせました。
一体型で作ると3Dプリンターの造形上無理な部分も出てきますが、これで回避できます。

実際に使ってみる

ということで、実際に使ったのはこんな感じ。

メインパーツを壁に固定
ジョイントパーツと合体
リングフィットを収納

リングフィットが微妙に嵩張って邪魔なので壁面に引っかけるようにパーツを作成してみました。

100均で変えるフックを組み合わせれば同じ事が出来る気もしますが、
思った通りのものができました。


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