3Dプリンターで作る歯車おもちゃ
3Dプリンターを手に入れた最初に作るおもちゃと言えば歯車。
ということで見様見真似で作ってみた。
まずは回転の中心部のベアリングっぽいものを作ってみました。
3Dでカラクリを作って居る人の動画を見ていて、
小さな鉄球を入れてベアリングを作って居たので、
似たようなものをつくれば回転軸は確保できるかなと。
ざっと調べてみると鉄球じゃなくてBB弾がコスパ良いとのこと。
BB弾は精度がかなり良かったのでおもちゃなら鉄球である必要がないということで探してみると、
1600発で500円程
商品説明でも『直径5.95mmプラスマイナス10ミクロン以内の超真球度を達成。』ということで高精度らしい。
作っていた人のブログ記事を参考に自作してみるとこんな感じ
参考にした人のものは6発+リテーナーで位置を保持していたけど、
自分でリテーナーをうまく作れず、そのかわりに8発がぴったりハマってくれて案外回ってくれました。
モデルが公開されていたので、比べてみるとこんな感じ
自分の方は少しブレるけど良く回る。
参考にした方はブレが少ないけど回転力は少し劣る。
自分の方がより小型化出来ていたので自作の方を採用。
これをベースに歯車をプリントしてみるとこんな感じ。
ベアリングの外径26mmなので、歯車に26.1mmの軸穴を開けて嵌めこむだけです。
歯車はFusionの機能に標準搭載のスクリプトで作れるので簡単。
ベアリングの内軸に磁石軸を取り付けるとこんな感じ
冷蔵庫等の磁石の張りつく壁面に張り付けて回るようにしてみました。
磁石は100均に売ってるマグネットを入れる入れ物を作ってベアリングと接続しています。6角形で穴をつくって圧入するだけで結構保持される。
ベアリングにゴミが挟まったり、
壊れた時に中身が飛び出ないようにカバーを付けて量産してみるとこんな感じ
ちゃんとかみ合って回りました。
ここまで作って子供に触らせてみると、軸部分が折れました。
磁石とベアリングを接続する部分がベアリングの内径6mmしかなく
そこで折れちゃうようです。
軸を補強しないとダメっぽいということで、初版の歯車おもちゃは不良品で終了です。
軸の補強方法を考えます。