
言い方ひとつで損する人得する人
まだおです。今日も数多くある記事の中、私の記事にたどり着いていただきありがとうございます。
仕事柄、いろんな人と話をするので、普段から言葉のチョイスには気を付けている方です。それでも難しいなと思うことがあります。
うまく伝わらない時、「日本語難しいね~」などと言うことも多いです。
昨日、「○○なんだから」「でなければならない」が口癖の母親のことを記事にして、「じゃあどう言えばいいんだろうか?」が頭の中で浮かんでは消えていました。今日は「言い方」について書いてみようと思います。
「○○なんだから」不要論
まず考えたのは「○○なんだから」という前置き的な言葉は、ほとんどのシーンで必要ないということです。
私がよく言われてきた言葉たち
✅男の子なんだから
✅長男なんだから
✅お兄ちゃんなんだから
✅身体が大きいのだから
この言葉に隠れているのはいつも「我慢しなさい!」でした。
でもその理由がわからない、理不尽…
だから「負の感情」がふつふつと湧き出てくる。
そして反発、やる気がなくなる…
それを表出するとさらに理不尽なことをされる…
私の子どもの頃はこの繰り返しでした。
やってほしいことだけを言えばいいのに、余計なひと言ですよね、「○○なんだから」は。
負の感情が先立っている時、ついつい言っちゃってませんか?
その時はまず深呼吸して負の感情と「なんだから」は飲み込んじゃいましょう。
「でなければならない」はどうしたらいい?
一方「でなければならない」は、何か事が起こっていて伝えたいことがあるはずなので、「言わない」ということはできないかもしれません。
先日の母が姪っ子に言った言葉を思い出してみました。
『女の子なんだから「おまえ」なんて言葉を使っちゃいけません』
姪っ子には聞いていませんが、きっと「おまえ」という言葉を誰かが使っているんだと思います。だいたいの心当たりはあるのですが…
「その人が使ってよくて、自分はなぜ使ったらいけないのか?」
「それは女の子だからなの?」
「おまえって言葉はなぜだめなの?」
姪っ子の頭の中ではこんな思考が繰り広げられたのではないかと思います。
一方母が姪っ子に言った理由が
「おまえという言葉ではなくきちんと名前で呼ばなければならない」
からなのか、それとも
「女の子は丁寧な言葉使いをしなければならない」
からなのかはわかりません。
しかし、どちらの理由でも、この理由の部分をきちんと説明すれば、姪っ子も納得したのではないかと思います。
「人におまえと言わないで名前で呼んであげてね」
「おまえというより丁寧な言葉を使った方がいいね」
どうでしょうか?もっと良い言い方があるような気もしますが、「でなければならない」よりは良いのではないかなと思います。
言い方ひとつで変わる言葉
うちの母に限らず、いつも言い方がきつく、マウントを取ってくるかのように上から目線の人は結構いると思います。
私は基本的にこういう人からは距離を取り、離れるようにしているのですが、そうもいかないこともあると思います。
こういう人に言い方のことを伝えても、なおらないと思いますし、余計に関係性をこじらせてしまいます。
そこで私は、自分で脳内変換するようにしています。
「たぶん○○してほしいんだろうな」と。
相手が「結局こう言いたいのをわざわざ相手の感情を逆なでするような言い方しかできないんだな」と思うようになると結構楽ですよ。
そして、自分は相手も自分も気持ちよくなるような言い方、会話にしたいので、脳内変換がその練習にもなるかなと思っています。
それでもまだまだだなと思うので、語彙力をつけ、言い方には気をつけていきたいと思った今回のできごとでした。
言い方で損はしたくないですもんね!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。