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韓国ドラマ:財閥家の末息子~Reborn Rich~

ソン・ジュンギが主演なんですけど、実は主人公よりもイ・ソンミン演じる財閥創業者チン・ヤンチョルが圧倒的な存在感を放っているんです。もう、あの貫禄とカリスマ性、ハンパない!

日本の「なろう系」みたいに異世界に転生するんじゃなくて、財閥の孫として過去に転生するという設定も面白いですよね(笑)。Abemaで年内無料配信中なので、ぜひチェックしてみてください。この記事ではネタバレ控えめに書いてるので、安心して読んでくださいね。


イ・ソンミン演じる「財閥総帥」の迫力が凄い

転生した主人公が復讐劇を繰り広げるかと思いきや、このドラマ、ただの復讐ものではありません。特筆すべきはイ・ソンミンの演技力!彼の財閥総帥感がヤバいんです。リアルに存在するかのようなオーラ、説得力の塊!正直、主役のソン・ジュンギが霞んで見えるくらい。

イ・ソンミンは「ミセン」の課長役でお馴染みですが、今回は財閥創業者という癖のある爺さん役。どこか永守会長を彷彿とさせる風格で、もう目が離せません。このドラマ、イ・ソンミンの演技なしでは成立しなかったんじゃないかと思うくらいです。

https://www.tvrili.com/media/10383_gxt.webp

初めて見る日本人には少し難しいかも?韓国ドラマの予備知識

正直、このドラマを初見で日本人がスムーズに理解できるかといえば、ちょっと難しい部分があるかもしれません。かく言う私、マダオは韓国ドラマのマニアなので、韓国の社会背景や文化の雰囲気をそれなりに知っているつもりです。そこで、ドラマを見る前に知っておくと理解が深まるポイントを簡単にご紹介します!

転生したら「財閥の孫」だった件

このドラマの主人公、最初は庶民として財閥に勤めていて、いわゆる「お世話係」のような仕事をしています。ところが、とある秘密を知ってしまったために殺されてしまうんです。でも、気がついたらなんと財閥の孫に転生!韓国ではお金持ちを「金の匙(スプーン)」と言うそうで、日本の「親ガチャ」に近いニュアンスですね。

財閥の孫として生まれたら、もう生まれながらのSランク。逆に一般庶民はどうかというと、若者の就職率は低く、就職浪人や公務員浪人、司法試験浪人なんて普通。派遣社員から正社員になるのもかなり厳しい社会のようです。これ、ドラマ「ミセン」でも描かれていましたよね。

しかも、正社員になっても年を取るとリストラされることが多いとか。その後はチキン屋を始めるのがわりと「あるある」らしいんです。チキン屋が多い理由、これでちょっと納得しました(笑)。

財閥ドラマあるある

韓国の財閥ドラマには大きく分けて「良いお金持ち」か「悪いお金持ち」が登場します。このドラマでは、いわゆる悪いパターン。特に財閥の二世たちは、自己中心的でダメダメな人物が多いです。ドロドロの後継者争いを繰り広げます。ナッツリターンのようなエピソードが現実にあるだけに、妙な説得力があるんですよね。

ドラマの中では、財閥二世たちが後継者争いを繰り広げるのですが、その悪さがまた秀逸(笑)。彼らの振る舞いを見ていると、「いや、現実でもこういうのいるかも…」と思ってしまうこと請け合いです。

このドラマの見どころ。キム・シンロク演じる令嬢は「ナッツリターン事件」を彷彿とさせるような強烈キャラで、彼女の悪女演技は一見の価値あり!「誘拐の日」でも悪役が光っていましたが、ここでもさすがの貫禄です。

また、パク・ジヒョンが演じる美しい悪女キャラも魅力的。主人公やヒロインの存在感が薄い分、脇を固める俳優陣の演技力が際立っています。

こんな背景を頭に入れておくと、このドラマの設定やキャラクターたちがよりリアルに感じられると思います。何より、金の匙から始まる転生劇。気になる方はぜひチェックしてみてください!

時代のイベントを利用したストーリー展開

このドラマの面白いところは、転生して「未来の記憶」を活用するというチート技で、時代の大イベントを利用しながらストーリーが進む点です。韓国の通貨危機やサッカーワールドカップなど、ノスタルジックな時代背景が大人世代にはたまらない!

最終話は賛否両論?

ネタバレにならない範囲で言うと、最終話の展開が少し急ぎ足な感じ。もう3話くらい追加してじっくり見せてほしかったな~と個人的には思います。ただ、それを補って余りあるイ・ソンミンの存在感に引き込まれて、ドラマの世界観にどっぷり浸れること間違いなし!

年内無料配信中なので、この機会にぜひ視聴してみてくださいね!

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