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テレビの終焉?YouTubeがリビングを制し地上波テレビは裸の王様

インターネットに接続し、地上波放送だけでなく動画配信サービスも楽しめるコネクテッドテレビ(CTV)が普及し、視聴スタイルが大きく変わりました。今やリモコンにYouTubeボタンが付いているのは当たり前。テレビは“とりあえず付けておく”ものから、選択的に活用するデバイスへと進化しています。その一方で、地上波テレビの存在感が薄れ、テレビ業界は大きな変革を迫られています。


ネットに繋がったコネクテッドテレビ(CTV)

テレビ離れが加速する現実

地上波テレビを“とりあえず付けておく”という習慣は、確実に過去のものになりつつあります。マダオも地上波はアニメを録画してたまに観る程度で、地上波テレビを見る時間が大幅に減りました。若い人はテレビ要らないと思ってる人の割合かなり増えてるんじゃないでしょうか。NHK受信料対策でチューナーレステレビを選び、テレビ局のコンテンツにアクセスしない選択を取るようになっています。電波で放送する意義そのものが問われる時代です。TVチューナー必要ですか?

すでにリモコンの使いやすい位置もネット配信ボタンに占められています。物理的にも地上波が選ばれる機会が減少することで、テレビ局は危機的な状況に追い込まれるかもしれません。“TVerボタン”も一応地上波テレビのコンテンツではありますが、それだけで巻き返せる状況にはなさそうです。

配信系サービスの進化

YouTubeをはじめとする配信系サービスの視聴者数と視聴時間は年々増加しています。特に広告主がターゲットにしたい若年層が増えており、これが広告市場に大きな影響を与えています。若い世代がテレビではなく配信プラットフォームを選ぶことで、テレビ局の視聴者数と広告収入は減少の一途をたどっています。

YouTubeをテレビで視聴するユーザーは世界中で急増しており、CTV上の視聴者数はすでに3800万人を突破。毎日10億時間以上がテレビ画面で視聴されているという事実は、この流れの加速を如実に物語っています。特にリビングの大画面での利用は、家族や友人と一緒に楽しむ新しい視聴スタイルを生み出しています。

YouTubeはこうした需要に応えるため、テレビ画面での視聴体験を一層向上させています。リモコン一つでアクセス可能な利便性や、高品質な動画コンテンツの提供がその一例です。スマホをリモコン代わりにする機能も提供しています。現在、CTV上でのYouTube視聴時間は毎日10億時間を超え、視聴スタイルの変化を如実に示しています。

若年層をターゲットにしたい企業の多くが、配信プラットフォームへと広告予算をシフトしているのです。実際、視聴時間のデータでも配信系サービスの増加は明らかで、その分テレビの視聴時間が減少していることが分かります。

リビングの大画面でYouTubeを楽しむユーザーがさらに増えることでしょう。テレビの広告モデルは厳しい状況に追い込まれ、制作費の削減がコンテンツの質の低下を招く可能性があります。

広告費も人材も地上波テレビから離れていく

ヒットドラマのプロデューサーをNetflixが引き抜いたみたいな話もちらほら聞こえています。Netflixの製作費と地上波テレビ局の製作費では勝負にならない現実があるだけでなく、有能なヒットメーカーもテレビ局から去っていっています。

広告収入の流れも急速に配信系サービスにシフト。テレビ業界は制作費のさらなる縮小を余儀なくされ、コンテンツ力の低下という悪循環に陥る可能性があります。もうすでにネガディブスパイラルは始まっていると思います。YouTubeの進化と共に、リビングの大画面での利用が増え続ける中、テレビ局はかつてのような影響力を取り戻すのが難しくなっています。

立花孝志氏の影響力と地上波テレビの未来

立花孝志氏の影響力を見ても、地上波テレビの影響力はますます低下しています。地上波テレビに一次情報のタレコミする人はどんどん減りそうですよね。その結果、地上波テレビの報道の質もますます下がりそうです。配信系プラットフォームの発展により、広告市場の重心も移りつつあり、地上波テレビの存在意義が問われています。

電波返納の議論も徐々に現実味を帯びてきました。国民の多くが、膨大な電波帯域を地上波放送のみに利用する現在の状況を見直す必要があると考え始めています。この流れは今後さらに加速し、テレビ業界にとっては大きな変革の時代となるでしょう。

上から目線の上級国民気取りで番組作ってる場合じゃなさそうです。

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