Scrum Alliance認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)研修を通じてPOのあり方を考えてみる
おはようございます?こんにちは?こんばんは?
Rindaです。
「内製化支援」という関わりで、お客様のビジネス成長をご支援させていただく上で、アジャイルをもっと詳しく理解したいな、ということで、先日表題の研修を受講しましたのでそちらの感想をつらつらと。
Scrum Alliance認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)って?
スクラム用語で出てくる「プロダクトオーナー(以降PO)」に必要なスキルを備えた人を認定している資格です。
日本だとPOってまだまだ馴染みがない印象がありますが、先日記載した通り、pmconfなるイベントもあるぐらい、認知度が高まっている職種です。
とはいえ、日本的POと海外で定義されるPOとは結構違うような印象は個人的にはあるんですけれども。
参加したきっかけ
まさにお客様のお悩みとして「開発をアジャイルにやりたい」というお声がちらほらと聞こえてくるんですが、この「アジャイル」という言葉が曲者でして。(わかる人にはわかる話かと思いますが)
魔法の杖、銀の弾丸、的な意味で使われがちな「アジャイル」に振り回される開発現場って多いですよね。
少しでも「自分達が開発の覇権を取り戻すんだ!」という意気込みのある開発現場のお客様に、期待いただいている価値のあるご支援を提供すべく、私自身もっとPOの立場を理解し、お客様のお悩みにもっと寄り添えるようにしたい、ということで参加することにしました。参加しただけで認定されるので楽な資格だよ、というのはナイショ
参加した研修
以前受講したスクラムマスター(CSM)研修と同じ、ジョー先生が講師を務めているこちらの研修に参加しました。
ジョー先生の「アリガトゴザイマスー」「タスケテクダサイ」「オーケー、マルー」「イイヨイイヨー」がとてもクセになる、とても楽しい研修だったので、また受けたいなと。
参加してみた感想
本研修はCSMは受講(取得)していることが前提となりますので、スクラムが初めてな方が参加すると???状態になる内容かもしれませんので、PO何それ?状態の方は、まずはCSMから受講してくださいネ❤️
CSMの時と同じく、基本的にインプットよりもワーク中心なので、はじめましてな方々とPOについて楽しく学ぶワークを何度もやりました。
2日間しかない研修なのでPOについてこれだけでばっちり!ということではないのですが、スクラムの中でのPOの役割、ついでにSMやDevの役割なんかも改めて再認識できるワークになっていますので、楽しみながらスクラムの体系を学べる感じですね。CSMと違って、PO目線で進める、というところが異なりますので、POのやるべきことってなんだろう?ということに思いを馳せながら受講することで理解が深まりました。
初めての方々との交流でドキドキしちゃう!と思われるかもしれませんが、ワークを1〜2回やればもうみんなトモダチー状態ですので、気負わず参加すると楽しい体験になると思います😁
改めて思うPOのやりがい(と辛み)
ここでちょっとだけ私見を。
この研修だけでは、楽しくPOについて理解する、というところがメインなので見えてこない部分ではありますが、POは「決めなければいけない」という点がポイントで、「覚悟」を求められるという立場であることが、とてもやりがいがあると同時に、実際のビジネスの現場では、とてもしんどいポジションではあるかなと思います。
POって単に「プロダクトのこと」だけ考えてるわけではなく、事業ビジョン、ビジネスゴール、市場変化なども常に意識を向けながら、自分達のプロダクトを最適化していく歩みをし続けていく「決断」をし続ける、というとdてもしんどいけどやりがいのあるお仕事だと思います。
まぁ、日本だとPO兼務的な役割の方々が多いかなとも思うので、上記のようにしっかりを役割が定まっているかというと、いろんな制約や責任があったりして、そう簡単ではない立場なのだろうとは思いますが・・・
私は、そんな大変な立場のPOの方の力になるご支援ができたらいいな〜と夢見て、日々精進しております。ゆめみだけに。
さいごに
アジャイルを知るほどに、従来型と呼ばれる「ウォーターフォール」開発との使い分けを考えさせられます。
どっちが良い悪いではなく、目的と環境に合わせて最適な方法を選択し、どちらも使いこなせるPMでありたいなと改めて思いました。
そんな私の働いているゆめみでは、内製化支援だけでなく、お客様の事業成長を共創型で伴走する様々なサービスをご提供しています。
少しでも興味を持っていただけましたら、一度弊社HPにアクセスしてみてください。(いつもの宣伝で締めたいと思います)