はじまりは

よくある同じ会社で出会ったこと。

にっこり笑う彼が、明るく頼もしく見えた。

会話を交わすたびに好意がつのる。

ティーンネイジャーのように。

勉強しかしてこなかった私、両親と慎ましく生きてきたから本当にわかってなかった。

彼の言う言葉を鵜呑みにして、幸せな家庭ができると信じて疑わなかった。

本当に未熟で愚かだった。

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