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瞑想という体の経験。

ヨガ数秘学では、4を持つ人(4月生まれ、4,13,22,31日生まれ)には、瞑想がよいとされています。4には「考えすぎ」の傾向があるからです。瞑想で目の前にあるものを「ありのまま」に見る習慣をつけ、雑念/邪念から解放されることを目指したマインドの修行です(ちなみに、瞑想というコンテキストでは、考えはすべて雑であり、邪です)。

とても4なマダムYUKO(22日生まれ)も15年ぐらい瞑想をしています。そのうちの5年は毎朝、臨済宗のお寺で座禅をさせてもらってました。自分にとってなくてはならないもの、だと思います。これなしでは、日々が立ち行かない。これぐらい必要不可欠なものです。

ただ。実は、この1、2年、これでいいのだろうか… と感じてることがあるのです。それは、瞑想がひたすら「フィジカルな」ものになっていること。瞑想って、心が安定するとか頭がすっきりするとか、落ち着くとかアイデアがふってくるとか、そういう「マインド系」の効果が高いイメージですよね?マダムYUKOの場合は、瞑想=体の体験、みたいになっているんです。

具体的に言うと… 頭の中が異様にゆるみ、首がゆるみ、肩がゆるみ、全身がゆるんで、瞑想した後はしばらく動けない… 毎朝、こんな感じなんです。

4は頭をやたらと、時には非効率に使うので、脳が働きすぎてカチコチに固まるんですね。それといっしょに首も肩も緊張状態。瞑想をして、自分の頭を自分の考えから解放してあげると、脳が一気にゆるむ。首も肩もゆるんで全身脱力。おそらく、こんな事象が毎日起きてるんじゃないかと分析してるんですけど。

最初の10年ぐらいは、いわゆる「普通」の瞑想だったんですよね。自分の心が見え、頭の中が見え、過去が見え、自分という人が見え… 10年かけて、ゆっくり自分を浄化するようなマインドのプロセスでした。でも今は、同じように瞑想しても、マインドフルネスどころか、やたらとフィジカル。体ばかりを感じます。これも、この先へと続く途上にあるのかしらん。と思いつつ、明日も瞑想するのですが。



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