どんなアプローチができる?
コロナ禍で自宅時間が増えた。「有意義に過ごせねばならない」という強迫観念が自分を追い詰める。そんな必要はない、のかもしれない。しかし何かをせずにはいられない。そこで、最近学んだ山口拓朗さんの教え、「アプローチ力」を鍛える練習をすることとする。
夕飯の片付け時、林檎が冷蔵庫から転がり落ちた。その出来事をネタにどの様なアプローチで文章が書けるか。
①日仏バイリンガルの我が子。「落ちる」と「転ぶ」の言葉の使い方がおかしい。
フランス語と日本語での意味と訳の微妙なズレについて。
②林檎の腐り方について。打身傷、表面に現れない傷。鮮度。お店での林檎の選び方
③子供の好きなコンポートの作り方
④農薬のこと。果物についているシールはほぼ全て、農薬使用表記。
⑤林檎の酵素ジュースと、酵母菌液の違い。
⑥フランスの林檎の豊富な種類。ビルタン農場のりんご畑のこと。体験談。
⑦林檎のタルトタタン。ジレさんレシピ。
⑧ポテトサラダに、カレーに、林檎を入れる理由。
⑨思い出の林檎ジャムづくり。フランスのジャムは甘い。
⑩床に落ちた食べ物、3秒ルール。の真実。
思考力を疎かに生きてきた私。結婚、出産、を経てようやく、今、考えるということに向き合っている。自分自身との対話をしてこなかったツケを返したい。
切り口としては詰めは甘い。が、どうにか10種類の話題は浮かんだ。
それをどう、言葉として紡いでいくか、はまた別のステップ。
今日の一歩。継続するぞ。