【ワーホリ時代】 — 準備編 —
こんばんは。
今日のフランス、パリ郊外は快晴です☀️
朝の気温(7時頃)はなんと8度!日中は19度まで上がるそうですが、朝方は寒くなってきています。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はフランスでのワーキングホリデー(以下、ワーホリ)の手続き等を私がどのように行っていったかについてまとめてみようと思います。
私は仕事をやめてから、
約1年間を準備期間にあてました。
—— なぜ1年間も必要なのか?
そうですよね。普通いりませんね。笑
理由は、ただ仕事の繁忙期での退職をさけるためと、私が渡仏したいと思っていた時期の関係がそうさせただけです。
なので、この期間はゆっくり準備を進めようと割り切っていました。
ただ、あまりにも何もしていないと自分がダメになりそうで、アルバイトなどはしていました。
※ ご注意 ※
2021.10.8 現在は、フランスのワーホリビザの申請は受け付けていないようです。
いつ再開されるかは分かりませんが、行きたいと考えられている方にとっては辛いですよね。
私個人の意見ですが、"準備期間"はとても大事だと思います。どうぞ、今は大切な準備期間だと思って、申請準備を進めたり、内容等を確認したり(不備があると却下される可能性があります)、フランス語をブラッシュアップしたりして、有意義な時間を過ごしてくださいね。
■ ワーホリセミナーに参加
渡仏する半年くらい前に、東京で開催されたフランスのワーホリセミナーに初めて参加しました。
そこでは、同じフランスへワーホリに行きたいと考えている方達がたくさん参加されていてドキドキしたのを覚えています。
なぜなら、当時私の周りには海外へワーホリに行った人は誰もいなかったからです。
そのセミナーでは以下のようなことを教えてくださいました。
- ワーホリ申請の流れ
- 申請書などの書き方例
- ワーホリを終えた方の体験談
- 質疑応答 など
今まではインターネットでの情報と書籍のみでしか情報を得られなかったのですが、この時初めて生きた情報を直接話を聞くことによって得られたような気がしました。
■ 申請書類などの準備(参考)
渡仏4〜5ヶ月前頃から、申請書や申請動機作文、履歴書などの下書き段階のものを考え始めたと思います。
私はエージェントなどを通さず、自力でワーホリビザを申請しました。
在日フランス大使館のホームページにも記載がありますが、よほどのことがない限り、申請を却下される可能性は低いようです。
高いエージェント費用を支払うよりは、そのお金でフランス滞在を満喫するほうが良い気もします。どちらを選択するかはご自身でよく考えてみてくださいね。
在日フランス大使館ホームページ
ワーキングホリデーに関する情報はこちら↓
https://jp.ambafrance.org/article6252
(※現在は申請不可)
現在と私が申請した年では若干の変更はあるかもしれませんが、基本は同じだと思います。
■ 提出書類準備のための情報収集
申請書などの準備は自宅にパソコンと印刷環境さえあればできるのですが、
申請時に必要となる、下記のものは準備が必要になります。場合によっては、準備に時間がかかってしまうものもあると思いますので、段取り良く進めるためにも下調べは必要だと思います。
- 証明写真
私はスピード写真の機械で撮りました
※スキャンした写真は不可とのこと(HPより)
- パスポート
すでに10年のパスポートを持っていたのと、
残存有効期間も2年程あったので、そのまま
既存のパスポートを使用しました
- 銀行の残高証明書
銀行に行って手数料を払えば取得可能です
※申請日から1カ月以内に発行されたもの
- 健康診断書
どこで作成してもらえるのか、まずは
インターネットで調べました
事前に電話で問い合わせてから、最寄りの
病院で作成してもらえました
(検査代と診断書料がかかります)
※申請日から1カ月以内に発行されたもの
英文、和文いずれも可
- 海外旅行保険加入証明書
ワーホリ専門の保険があると聞いていたので
まずはインターネットで調べました
その後、資料を取り寄せました
- レターパック520(赤)
郵便局で聞いたら購入できました
私の場合、準備期間は1年ありましたが、実際申請に向けて動き出したのは、渡仏予定の半年前頃からでした。
この頃には仕事をやめてアルバイト生活でしたので、"ワーホリでフランスに行きたい"という気持ちは、周囲の友人・家族にもオープンにしていたと思います。
■ 家族の変化
私には無理よ、と言った母。
社会人のくせに何ボケたこと言ってる、と怒った父。
あんたみたいな日本人が海外で暮らしたら
他の日本人の方に失礼だからやめといたら、
と言った姉。
心配と世間体と常識と…
そのような気持ちから出た言葉だったのだと思います。
何度も色々なマイナスの感情に押しつぶされそうになりました。
でも仕事を一生懸命頑張り、
(一歩踏み出す"自信"になった)
できるだけ家族との時間を大事にし、
(恩返しにはなっていないと思うけれど、できることはやったと思う)
コツコツとフランスへの道を歩み続けていると…
(フランス語の勉強やあそこに行ってみたい、あれやってみたい、などを言葉にしてみた)
家族が1番の味方(応援者)になってくれました!
最終的には家族の理解と協力があったからこそ
実現できたのだと思います。
■ 友人たちの応援
仕事をやめてから渡仏するまでの約1年間、
少しずつ友人たちに"ワーホリでフランスに行こうと考えている"ことを打ち明け始めました。
最初は驚かれました。
仕事はかなり厳しかったので、
仕事をやめたことに関してはあまり驚かれませんでした。
友「で、次(の仕事)どうするの?」
私「ワーホリで1年間フランスに行くつもり」
友「えっ…マジで⁈」
ワーホリについて知っている友人もいれば、
知らない友人もいました。
知らなかった友人には、まず"ワーホリとは何か"からの説明をしていました。
友人の中には、大学生時代に留学を経験している子が多くいました。
なので、
"なぜ学生のうちに海外に行かなかったのか"
について、よく質問されました。
それから、
"なぜフランスなのか"
この2つはよく聞かれました。
そして、以前の記事でも書いたことがありますが、渡仏前頃には結婚している友人が多かったです。そのため、私の"自由さ"を羨ましがられました。結婚したら、自分の気持ちだけでは動けないよ(笑)、と。
元々、自分の夢や希望を周りに公言しない性格なので、驚かれるのも無理ありませんね。笑
でも友人たちも
私の話が相談や迷っているのではなく、もう決めていることだと理解し、応援してくれました!
その友人たちとは今でも連絡を取り合ったり、
日本に帰った際にはゴハンを一緒に食べに行ったりと、遠く離れているけれど、つながっています。
そんな友人たちにも支えられて現在があります。
日本で日常生活を送っていた頃、
家族や友人のことを思い出すと少し目頭が熱くなってきますね。
今回はこのあたりで終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊