【フランスで子育て】 学年末の先生との懇談会
こんにちは。
マダム・シュークリームです。
もうすぐ夏休みも終わりますね。
早い学校だと、もしかすると、すでに始まっている学校もあるかもしれません。
フランスでは、9月1日より新年度が始まります。バカンス中で静かだったアパート周辺も、今では人が戻ってきて、にぎやかな声が聞こえるようになりました。
さて、話が色々前後してしまっているのですが、学年末にあたる6月の下旬頃に、子どもが通う幼稚園の担任の先生との懇談会がありました。
懇談会といっても完全に"任意"で、個別に先生と話したい人は、教室前に貼り出してある日程リストの都合の良い日の各時間帯にそれぞれ名前を記入していく、というざっくりとした感じでした。
私はこの懇談会というものがどういうものか分からず、最初は他の方がどうしているのかを観察していたのですが、割と皆さん参加している(リストにどんどん記名している)ようだったので、夫にも相談し、我が家も参加することにしました。
私はフランス語が上手ではないので、やはりこういう場では夫に登場してもらわないと困ります…
夫に空いていた日や時間帯を伝えると、まさかのトップバッターの枠を指定してきたので焦りました。
まじか…
何も分からないのにトップバッターって…
気が重い…
そんなこんなで、懇談会当日。
幼稚園の登園前の時間帯だったので、夫、私、子どもと先生で懇談が行われました。
どんな感じなのか全く分からないので、先生主導で話すのか、それとも親が話すのかもよく分からない…
もし私たちが子どもの様子などを話さないといけない場合、夫に内容を託しておかないと限りある時間を無駄にしそうなので、あらかじめ先生に聞きたいこと(幼稚園での様子など)、家での子どもの様子、フランス語力について、今後の課題の有無などをメモしていきました。時間が無かったので日本語のみでしか準備できず、あとは夫に丸投げしました。笑
先生との挨拶もそこそこに、懇談会スタート。
先生「あぁ!最後にサインしてもらう書類を忘れてしまったわ。まぁいっか、では始めましょう。」
え?そんな感じ??笑
私はこの時、その書類が成績表だと思っていました。それはいつか私たちの手に渡り、そして新学期にまた持っていくのかな、と。
先生、話し始める。
15〜20分程話していたと思いますが、先生が8,9割話し、あとは最後に質問事項など親が話した感じでした。
内容は、
・幼稚園での様子
・友達との関わり
・フランス語について
・読み書きについて
・数字かずの概念について
・課題点
・進級について
などでした。
結構色々凹むようなことを言われるのかなと思っていましたが、先生は「よく1年間がんばりましたね」と子どもに対しても、また私たち親に対しても褒めてくださりました。
本当に、先生には感謝しています。
この1年、親として先生と接したのは送り迎え時の挨拶くらいでした。夫とはもう少し雑談をしたりされているそうですが、それでも関わり合いはほんの少しでした。なのに、先生は私たちの状況を色々と理解してくださっているように感じました。
1年間、子どもが頑張って幼稚園に通えたのは、本人の頑張りはもちろんのこと、先生やお友達のお陰だとも思っています。
ちなみに、後日この懇談会の内容をまとめたもの(先生が書かれた総評みたいなもの)にサインをして提出しました。本来は、懇談会の時にその内容をもとに話して、最後にそこに親がサインをするのだそうです。
おそらく日本では、幼稚園でも学期ごとに先生との懇談会はあるのだと思いますが、フランスでは学年末に1度きりでした。(しかも任意なので強制ではない)
国が違えば色々異なるのだなぁ、と身をもって実感しております。
最後までお読み頂き、ありがとうございました😊
A la prochaine!
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