スペインのクラッシック音楽#2 ギター篇
スペインのクラッシック音楽の作曲家と言えば ギター篇
前回の#1ピアノ篇で紹介した「ファリャ」「アルベニス」「グラナドス」は省略します。
よろしければ、こちらを併せてご覧ください。
・フランシスコ・タレガ
(1852年〜1909年)
クラッシックギターの名曲と言えば
・アルハンブラの思い出
グラナダ アルハンブラ宮殿に想いを馳せて作られた、切なくも美しいメロディーとトレモロ奏法。
そのほかにも、
・ラグリマ
・アデリータ(マズルカ)
・アラビア風奇想曲
などなど、詩的情緒あふれた美しいメロディーが特徴的です。
アルベニスのピアノ曲や、ロマン派のショパンやベートーベンの曲などをギター用に編曲したりと、キャッチーなメロディーでCMなどにも使われる多くの名曲を残しています。
Lagrima(ラグリマ)
演奏:ナルシソ・イエペス
・ホアキン・ロドリーゴ
(1901年〜1999年)
ロドリーゴと言えばこの曲
・アランへス協奏曲
幼少期に失明し盲目でありながら、素晴らしい曲をたくさん残し、本人はギタリストかと思いきや、ピアニストとのこと。
亡くなる半年前、ギタリスト村治佳織さんがロドリーゴを訪ねるというTV番組が放映されており、YouTubeで見つけられたので紹介します。
今観ても胸が熱くなります。
・ナルシソ・イエペス
(1927年〜1997年)
ギター曲を一曲挙げるとなると、誰もが知っているこの曲
・禁じられた遊び
同名の映画でメインテーマの音楽「愛のロマンス」という名前で世界中で有名になりましたね。
ソロやオーケストラとの共演で、世界各国で演奏活動をおこないました。
イエペスの言葉
「芸術は神の微笑みである」
クラッシックギターの音色は、柔らかくて温かみがありますよね。
つま弾く演奏法や、大事に抱きかかえるような演奏姿が素敵!
かと思うと、まるでフラメンコギターのように激しくかき鳴らす奏法で情熱的でもあり、とても魅力的な楽器です。
ギターが生まれたスペインの曲が多いですが、バッハやショパンなどのピアノ曲をアレンジされたりと、幅広く楽しめて奥が深いです♪
古典のフェルナンド・ソルや、同じ古典でイタリアのマウロ・ジュリアーニなど、まだまだ紹介しきれない素敵な曲や作曲家を、またの機会に紹介していきたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございます。