感情をむき出しにする人の特徴
社会適合する際、自分の感情を抑制し社会適合する事が当たり前にもとめられていますが
人前であっても感情をむき出しにしてトラブルを起こす人がいます。
その方たちにうかがえる特徴をいくつか上げてみたいと思います。
■正義が過剰になる。
■気分の浮き沈みが激しい。
■人の言う事を聞き入れない。
■反省をしない。
■人のせいにする。
■助言や指導を極端に嫌う。
■少しの事でも攻撃されたと思い応戦する。
■自分にとって目上と判断した人に迎合する。
■支配欲が強い。
■時にもっともらしい事を言う。
■人を見抜く力がある。
■単純なので歯の浮くようなおべっかに弱い。
■「●●さんのおかげです。」などと言われるととても喜んで動く。
他にもあるが、大まかにこのような短所と長所があります。
このような激しい人に、
アダルトチルドレンが出会ってしまう確率が非常に高いというのが
私の長年の仕事を通じて感じる事です。
おそらく、この記事を読んでいる方も
過去、もしくは現在このような感情をむき出しにしてくる
激しい人の顔が浮かんでくるかもしれません。
なぜ、アダルトチルドレンのような
人に気を使い自己犠牲してきた控えめな人々が
感情をむき出し人を支配しようとする激しい人に引き合うのか
非常に不思議でしたが、
感情をむき出しにする激しい人とアダルトチルドレンは
”人生において、不健全で自傷的な選択をする”
”自分ではない誰かに長い期間支配されてきた”
”自分らしく生きてこれなかった”
”闇の部分を誰にも受け止めてもらえなかった”という点で共通のテーマを持っており
その中で、超自立+超依存
もしくは、依存+依存 という対極、もしくは同類のペアで強烈に惹かれ合い
”共依存”を起こしている状態というのがわかりました。
この共依存の状態に陥っている場合、
自身、相手、もしくは子供に病気や不適合、人生の失敗として
「間違った生き方をしている。」
「不健全な関係性」
「悪い環境にいる」ということをメッセージとして伝えています。
その状態から抜け出すためには、
被害者+加害者という設定になっている人々お互いが
自分の人生を取り戻すというケアが必要になってきます。
お互い、生きたいようにいきてこれなかったという
「闇」を見つめるところからスタートなのです。
人によっては、衝撃的で、辛く、悲しく、みじめな気持ちになります。
しかしながら、この作業をしていくことで
人生を好転させていくとても大切な始まりとなるのです。