夕食の後は何も食べない。 それは健康のための約束なのだけれど。 今日は久しぶりに夫以外の人と話した。 アタマも使った。 がんばったよ、アタシ。 ホットワインを飲みながらチョコレートを食べる。 真夜中のスウィーツは背徳の味。
毎日が休日の我が家では、盆も暮れも正月も淡々と過ぎてゆく。 9連休のあとの月曜日。 お仕事に向かう人の少し眠そうな朝の顔を思う。 がんばってね、とエールを送ろう。 かつて過ごしてきた日々を思い出して。
エストニアの首都タリンは、カムチャツカ半島の緯度に位置する。 長い冬の夜を過ごすとき、人々はどんな毛糸を編むのだろう。 雪まみれで家に帰り着いたとき、キッチンで湯気をたてる大鍋からよそわれたシチューはどんな味がするのだろう。 秋の旅を終えた後も、心の旅は続く。