転がり出せばあとは進むだけ
話したい気持ちはあるのだけれども。
まだ、うまく伝えられない。形を失っている。
引っ越しをしているところなんだと思う、変化の中にいると感じる時はいつもそうだ。
気持ちの時間の中で、過去から今へ、もしくは今から未来に向かっているんだと思う、引っ越しの支度をしているみたいな苦しさがある。どう変わっていくとしても、進んだ先で今自分にできることをやるしかない。
きっとできると信じて進むしかない。
怖いんじゃないんだよ。愛しいものを置いていく気がしてさみしいだけなんだよ。
取りに戻れないと悲しい。だけど、変わろうとする時は前だけ見てないと行けないってだけだ、大事なものならちゃんと連れていける。大丈夫だよ。今は言い聞かせるようだけど。
気持ちを少しだけ置いていくね。
楽しいことが大きいほど失うものも大きいんじゃないかって心配になる。大丈夫、それはもう手放していい過去だ。過去を連れて行くんじゃない、過去の中にある大事な自分の気持ちを連れて行くんだよ。
そのための戦いは終えたはずだ。こわがらなくていいんだよ。
大丈夫だよ。わたしにはわたしがいる。
心細いときはいつも、色や火や光がわたしを守ってくれている。
いつの日も今日生まれる命を頼りに過ごしていく。
あふれ出て抑えられないものは、それらが、自ら出たがっているんだよ。
わたしのものではないように思えるから怖いかもしれないけど、いいんだ。
取り出してやらなければ。
外へ出たがっているものたち。
あなたが受け取ってくれるのを待っているよ。
火は形が不確かだ。形が無いままでも伝えられる。
変容するものや、混じり合うものに、現象に心を癒されて、わたしも今日を生きている。
伝えるために、誰かに渡すために、たくさんの声を聴くために。
わたしが行くしかないんだよ。
恐れ入ります。「まだない」です。 ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 サポート、ありがとうございます。本当に嬉しいです。 続けてゆくことがお返しの意味になれば、と思います。 わたしのnoteを開いてくれてありがとう。 また見てもらえるよう、がんばります。