【リデンプションリーパーズ】改善アプデが入った今なら買い
Redemption Reapersというゲームがある。
ソウルライク2Dアクションの有名作、ENDER LILIESの開発元Binary Haze Interactiveが送るSRPGだ。
正直なところ発売直後はかなり手ひどい評価を受けていた、らしい。
発売から1年が経ち、改善パッチが入って遊びやすくなったということでSteamセールで購入。約2000円であった。
総評としては、この値段で買えるなら、SRPGとしてそれなりの質ではあるので買い。各職1体縛りのXCOMのようなイメージでプレイできた。
エンディングは…賛否両論あるかもしれないが個人的には好き。
システム
システム自体は一般的なSRPGで、武器耐久あり、いわゆる3すくみの武器相性やキャラロストはなし。
特徴的な点としては、味方が5ユニットしかおらず、各ユニットの特徴がそれぞれ明確であること。タンク、ファイター、ランサー、アサシン、アーチャーがそれぞれいる。ゲーム全体を通して役割の変化はない。
また、こちらが5ユニットしかいないのに対して敵は数十レベルで押し寄せてくるし、回復もリソースが相当厳しい。
これを覆すため、攻撃時に味方が隣接していると自動で追撃してくれるシステムと、全キャラ再移動を持っている。
このあたりが理解できていれば簡単だし、下手に突っ込むようなプレイをすると一瞬で全滅する高難易度ゲーになる。
世界観
突然現れた化物に人類が滅ぼされかけてるよ、主人公たちはなんとか抵抗しているよ、くらいしか説明されない。ちなみに、化物の正体はゲームをクリアしても何も明かされないため、舞台装置程度に考えて良い。
あと、主人公たちは過去に許されざる罪を犯しているらしく、仲間たちはみな贖罪意識を持っている。この辺りも物語の最終盤にやっと詳しく説明される。
ソウルシリーズのように、各ステージに落ちている書物などから情勢をうかがい知ることができる。
これまたソウルシリーズのようにその殆どはなんの救いもなく、世界観の陰鬱さを強調している。
難易度
SRPGに慣れているなら簡単。(ノーマル)
ランダム成長とはいえ、だいたい上がるステータスは決まっているので各メンバーが役割を果たせないということはないだろう。
昔は護衛ステージで護衛対象がなりふり構わず突っ込んでいったらしいが、今はちゃんと味方についてくるので楽ちん。
一応無限に経験値を稼げる自由ステージはあるものの、武器の修理にお金がかかるためやりすぎると赤字になりそう。
ノーマル程度では1度も自由戦闘をしなくても余裕でクリア可能なので、宝箱をとり逃したのでなければやる必要もない気がする。
改善してほしいところ
敵を延々召喚してくるやつがいるステージのテンポが悪い。攻撃しない敵は一斉行動にしてほしかった。
途中でセーブができない。一回クラッシュして40分くらいやったステージを最初からになるのは泣いちゃうよ。。。