脳締めと血抜きをしよう!美味しく食べるために魚が獲れたらやるべきこと!
魚が獲れたら、まずはじめにやるべきこと。
獲れた魚を「脳締め」して「血抜き」をします。
それは美味しくいただくために必要なことなのです。
今回は、「脳締め」と「血抜き」方法を紹介して、なぜそれをする必要があるかについて解説します。
脳締めとは、
魚の脳にナイフなどを刺して締めることです。
なぜ脳を締めるのか?
獲った魚はまだ元気なので当然暴れますよね。
暴れる魚を水中で持つのはこちらの怪我にもつながります。
鋭いヒレやトゲがある魚。まず
魚の動きをとめることにより、安全に魚を扱うことができます。
そして、これがメインとなる理由なのですが、
脳死させることにより生命活動を停止させることが目的であります。
生命エネルギー(ATP)が多い魚は旨味も多く含まれるのですが、獲った魚が暴れていると魚にストレスを与えてしまいます。
このストレスは、生命エネルギーである旨味成分を消費させてしまうのです。
なので、魚のストレスを最小限に抑えるために脳締めをして脳死させる必要があるのです。
注意書きですが、
(水中でナイフを扱う場合は注意してください。写真のように水中でナイフを使い脳を締めるとき、魚が暴れて左の親指をきる危険あります。左の親指は魚のエラに入れるなどして手を切らないように注意しましょう。)
血抜きとは、
魚のエラの下のマクを切って血を抜くことです。
なぜ血抜きするのか?
血は腐りやすいからです。血がにじんでいる魚の身は味の劣化になりますよね。
また、微生物の繁殖を抑えることができます。
なので血を抜くことにより鮮度を保つことを目的とします。
まとめ
結局のところ、「脳締め」と「血抜き」をする共通の理由は、
鮮度を保つ!
ことが大きな目的なのです。
せっかく獲れた魚を美味しくいただくために必要なことなのです。
これからは、魚を釣ったり突いたりして獲れたら「脳締め」と「血抜き」をしてみてください。
「神経締め」まですれば、もう最高の状態の魚を持ち帰ることができるのではないでしょうか!
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