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三日坊主日記 vol.322 『自分が思う自分になれているか』
自分が思う自分になれているか。
みたいなことを人は考えるんだろうか。仕事のことではない。いや、仕事にも大いに関係すると思うんだけど、性格とか人間性のことである。人それぞれに性格の違いがあって、個人ではなかなかわかりづらくても、コミュニティーができるとなんとなく役割分担らしきものができてくる。
まずリーダーになりたがる人が必ずいる。リーダーの資質がある人もいれば、そうじゃない人もいる。グイグイと引っ張る人もいれば、やんわりと知らず知らずに導く人もいる。みんなのためを思って進む方向を決める人もいれば、自分本意で決める人もいるだろう。逆に、リーダーにはなりたくない人ももちろんいる。その中にもリーダーになる資質がある人も、ない人もいるだろう。
そして、人の嫌がる仕事を率先してやる人がいる。それを大騒ぎしてやってる感を出しまくってやる人もいれば、ひっそりと黙々とやる人もいる。リーダーシップというのとは少し違った意味で人に頼りにされる人がいるし、取り立てて頼りにされるわけではないが、なぜかまわりに人が集まってくる人もいる。そしてもちろん余計なことばかり言ったりしたりして輪を乱すというか掻き回す人もいるし、そもそも輪に入らない人もいる。
生まれ持っての資質なのか、親の教育なのか、はたまた自分で意識してそうなりたいと思ってそうなる努力をするのかは知らないが、必ずそれぞれの役割ができてくる。こういう性格というか、人間性というか、個性はいつ頃から出てきて、どれだけの人がそれを自分自身で意識しているのだろうか。
リーダーの資質で考えてみる。小さな頃、たとえば幼稚園や小学校低学年だとどうだろう。まだこの頃は個々人によって成長のスピードが随分違うので、しっかりしている子、成長の早い子が自然にリーダーになってみんなを引っ張るのだろうか。もう少し成長すると、成績が良かったり、スポーツができたり、ピアノが上手かったり、家が裕福だったり、容姿が良かったり、そして人に優しかったりする子が人望を集めてリーダーになったりするのかな。この辺りまでは自分の資質というよりも、生まれた環境が強く影響するかも知れない。
さらに成長すると、人の意見を受け止められるとか、率先して行動するとか、責任感があるとか、気配りができるとか、問題解決能力があるとか、コミュニケーション能力が高いとか、状況判断が早いとか、学びを大切にするとか、思考がポジティブだとか。いわゆるリーダーとしての必要条件みたいなものが求められるようになる。が、しかし、このリーダーの条件をよくみると、どれも大人として生きていく上で必要なことばかりだし、訓練すればできるようになることが多いのではないか。
にもかかわらず、どんなコミュニティーを見ても必ずいろんな役割の人がいる。例えば、無差別に20のコミュニティーのリーダーばかり20人集めて新たなコミュニティーを作ったら、その中でまたそれぞれの役割分担ができるんだろう。
生まれ持っての資質なのか、親の教育なのか、はたまた自分で意識してそうなりたいと思ってそうなる努力をするのかは知らないが、必ずそれぞれの役割ができてくる。こういう性格というか、人間性というか、個性はいつ頃から出てきて、どれだけの人がそれを自分自身で意識しているのだろうか(2回目)。
と、取り止めもなくこんなことを考えて(書いて)いるうちに、どうしてこんなことを考え始めたのか、その理由を忘れてしまったのであった。いったい僕は何を考えていたんだろうか。ちなみに僕はリーダーの資質はさておき、性格が良くないので人望がまったくありません。はい笑。