西岡眞博

演出家 / film director 映画『ハミンンンンンング』/『泥の子と狭い家の物語』/『ニジェール物語』DVDとか配信とか絵本とか。2024年から日記始めました。 http://team-tani4.co.jp

西岡眞博

演出家 / film director 映画『ハミンンンンンング』/『泥の子と狭い家の物語』/『ニジェール物語』DVDとか配信とか絵本とか。2024年から日記始めました。 http://team-tani4.co.jp

最近の記事

三日坊主日記 vol.329 『そして鹿児島へ』

屋久島を離れ、久しぶりの鹿児島へ。 鹿児島へは仕事でも何度かきているし、それ以外でも何度かきている、縁のある場所だ。 高速船で屋久島から種子島経由鹿児島まで約2時間半。身動きが取れない中でこの時間はなかなかキツイものがあったが、なんとか無事上陸した。 今夜はいろんな人たちが合流して大宴会の予定。さて、今回の鹿児島は僕にどんな経験をさせてくれるのか。楽しみ。

    • 三日坊主日記 vol.328 『はやくも屋久島三日目』

      僕以外のメンバーはイベントに出展するため、本日は一人でフリー。 とりあえずというか、とにかくというか、島を一周する。その間に見たいスポットやショップに寄ってみることにした。こちらは、観光地とはいうものの、みなさん地元らしい暮らしを優先していて(とても大切でイイこと)、土日でも平気でお休みしていたりする。あの店もこの店もお休みで入れない。目当ての蕎麦屋はやってるようなので行ってみたら、なんと貸切営業。結局、カバンに忍ばせてあったお菓子が昼食になってしまった。まあ、こんな日もあ

      • 三日坊主日記 vol.327 『屋久島登山』

        5時半に起きて、標高1,497mの太忠岳に登ってきた。所要時間7時48分。歩行距離約8km。累積標高880m。登山初心者の僕にはかなりハードだったけど、とてもいい経験になった。詳しくはまた後日。さあ、打ち上げ打ち上げ。

        • 三日坊主日記 vol.326 『人生初、屋久島へ』

          人生初、屋久島へ向かっている。 伊丹発11:20の小さなプロペラ機。プロペラ機には何度か乗ったことがあるが、いま乗っているタイプの機体は初めてだ。ずんぐりむっくりの、なんと呼ぶのだろうか、翼が機体の下部ではなく上部から生えている。 テレビや映画でみる軍隊の輸送機のようななたちをしている。どうしてこんな形をしているのかわからないが、翼が機体の上部から生えているので、翼の横の席からでも景色がよく見える。 いまはどの辺りを飛んでいるのだろう。伊丹を経ってから暫くは晴天の中を飛

          三日坊主日記 vol.325 『新たな空き家問題、その後』

          我が家の空き家はまだ空き家のままである。 なんだかんだでその後ほとんど進展していない。進展どころか先日様子を見にいったら、通路に見知らぬ自転車が置いてあったところまでは前回書いた。 あれからどれくらい経っただろうか。昨日見に行ったら自転車は跡形もなく消えていたのだ。誰がどこへやったんだろうか。なんだか釈然としないが、なくなったんだからまあいいか。なんて思っていたら、台湾人の知人から電話があった。近所まできたから家を見にいきたいと。 実は、今年の9月から10月にかけて初め

          三日坊主日記 vol.325 『新たな空き家問題、その後』

          三日坊主日記 vol.324 『ベルリン天使の詩』

          先日prime videoで『パリ、テキサス』を見たからなんだろう。おすすめに『ベルリン天使の詩』が上がってきた。 この映画を僕はいつ見たんだろう。ずいぶん前であることは間違いないが、見た記憶はある。今回あらためて見たが、やはり見ている。『パリ、テキサス』に比べるとかなりいろんなことを覚えていた。それだけこの映画が印象深い作品ということだろう。 しかし、はたして当時の僕はこの映画のよさがわかったのだろうか。どういう感想を持ったんだろうか、めちゃくちゃ聞いてみたいと思うので

          三日坊主日記 vol.324 『ベルリン天使の詩』

          三日坊主日記 vol.323 『虹をみると天地真理を思いだす』

          朝の天気予報で寒くなるといってたが、ほんとに今日は寒かった。 朝から晴れたり曇ったり。そしてとうとう雨もパラついたり、なんなら雨と雪の中間のようなのが降ったり(気のせいか)して、かなり寒い一日だった。今週は全国的にずっとこんな感じらしいのだ。いやいやいや、僕は木曜日から屋久島へ行くんですけど。そして標高1,800mの山に登るんですけど。冬山登山のような過酷な状況になって遭難しないかマジで心配なんですけど。 寒い中、六甲山の奥の方で用を済まして(登山じゃないよ)高速道路を走

          三日坊主日記 vol.323 『虹をみると天地真理を思いだす』

          三日坊主日記 vol.322 『自分が思う自分になれているか』

          自分が思う自分になれているか。 みたいなことを人は考えるんだろうか。仕事のことではない。いや、仕事にも大いに関係すると思うんだけど、性格とか人間性のことである。人それぞれに性格の違いがあって、個人ではなかなかわかりづらくても、コミュニティーができるとなんとなく役割分担らしきものができてくる。 まずリーダーになりたがる人が必ずいる。リーダーの資質がある人もいれば、そうじゃない人もいる。グイグイと引っ張る人もいれば、やんわりと知らず知らずに導く人もいる。みんなのためを思って進

          三日坊主日記 vol.322 『自分が思う自分になれているか』

          三日坊主日記 vol.321 『黒味岳標高1,831m』

          来週末は屋久島へ行く予定なのだが、着いて2日目に黒味岳という1,831mの山に登ることになっている。1,800mといえばなかなかの高さではないのか。僕は登山やトレッキングを趣味にしたことは一度もないし、いまも進んでそういう趣味を持とうと思っているわけではない。 これまでに僕が行った高所といえば、富士山だ。5号目迄だけどそれでも標高2,300mほどあるが、しかし自力で登ったのではなく車だ。八方尾根や栂池高原スキー場のいちばん高い辺りで1,800m位だけど、やはりリフトやゴンド

          三日坊主日記 vol.321 『黒味岳標高1,831m』

          三日坊主日記 vol.320 『柄にもなくGUCCHI COSMOS』

          京セラ美術館で開催中のGUCCHI  COSMOSをみてきた。 行った時間帯(午前中)がよかったのかどうかわからないが、案外人が少なめだった印象だ。GUCCHIは誕生から100年以上、日本に入ってからでも60年経つ誰でもが知るイタリアの高級ブランドである。妻も、僕も、かつて(妻はいまもか)何度か使用したことがあるが、確かにシンプルでカッコいい。ものにもよるが値段もアホほど高いわけではなく、人気なのもわかる。 昨日も多くの女性が目一杯オシャレして、グッチ製品に身を包み訪れて

          三日坊主日記 vol.320 『柄にもなくGUCCHI COSMOS』

          三日坊主日記 vol.319 『京都祇園の祇園祭ぎゃらりぃ』

          今日は京都祇園の「祇園祭ぎゃらりぃ」で悪だくみ。 この「祇園祭ぎゃらりぃ」は、2016年に弥栄(やさか)中学校跡地にできた漢字ミュージアムに併設されたスペースで、祇園祭関係の展示がしてある。そこには70インチの液晶モニター6枚を屏風状に並べた横幅5メートル(6.5K)を超えるモニターがあり、祇園祭のコンセプトムービーを常時放映している。そのムービーは、公益財団法人祇園祭山鉾連合会からの依頼で僕がつくったものなのだ。 この仕事はなかなか大変だったけど(楽な仕事はないなー)、

          三日坊主日記 vol.319 『京都祇園の祇園祭ぎゃらりぃ』

          三日坊主日記 vol.318 『パリ、テキサス』

          どれくらいぶりだろう。ヴィム・ヴェンダース監督の『パリ、テキサス』を見た。 先日の上映会で『ハミンンンンンング』を見てくれたお客さんが『パリ、テキサス』を思い出したと言ったのだ。しかも2人も。僕も見ているはずだけど、ほとんど内容が思い出せなかったので、久しぶりに見ることにした。 ヴェンダース監督は僕の好きな監督のひとりで、だいたいの作品は見てると思うんだけど、なかなか内容までは覚えていない(情けない)。1985年に日本で公開しているということは、僕が23歳の頃。社会人にな

          三日坊主日記 vol.318 『パリ、テキサス』

          三日坊主日記 vol.317 『恋する梅干し(仮題)〜はじめの第一歩②〜』

          奥さんは梅干し料理を準備して待っていてくれた。 と言っても、料理を作って待っていてくれたのではない。さまざまな梅干しと、梅干しをつくる時にできる副産物。そして地元の食材だけだ。それをその場てチャチャっと料理する。その手軽さがゆえに梅の底力がわかるという塩梅である(梅干しだけに)。 まずは梅干しの試食から。オーソドックスな塩分18%のモノから始まって、塩分濃度ギリギリの13%のモノ、シソ入り、ヴィンテージモノからシロップ漬けまで。間違いなく僕の人生でいちばん梅干しを食べた日

          三日坊主日記 vol.317 『恋する梅干し(仮題)〜はじめの第一歩②〜』

          三日坊主日記 vol.316 『上映会、好評のうちに終了』

          昨日の上映会は楽しかったなぁ。 四ツ橋のイサオビルで開催された僕の映画『ハミンンンンンング』と『ニジェール物語』の二本立て上映会。 11:00からと14:00からの2回上映して、その後登壇してトークショー。さらには2回目の終了後には場所を移しての懇親会も開かれた。午前の部は、予想通りというかなんというかお客さんは少なめだったけど、午後の部は予想以上の方々に来てもらった。 そして昨日のトークショーはこれまででいちばんに盛り上がったかも知れない。午前の部もそうだけど、特に

          三日坊主日記 vol.316 『上映会、好評のうちに終了』

          三日坊主日記 vol.315 『本日四ツ橋で上映会、ぜひお越しください』

          昨日に引き続きとてもイイ天気だ。 映画鑑賞日和。ちょっと無理があるな、映画撮影日和か。今日は11:00からと14:00からの2回、四ツ橋のイサオビル Regalo Gallery&Theaterで『ハミンンンンンング』と『ニジェール物語』の二本立て上映会をしていただく。イサオビルというのは、ちょっとレトロなこじんまりとした4階建てのビルで、ギャラリー、演劇、映画、などなどなど、文化に関する多目的貸しビルというか、貸しスペースとして一般に開放しているようだ。3階にはちょっと

          三日坊主日記 vol.315 『本日四ツ橋で上映会、ぜひお越しください』

          三日坊主日記 vol.314 『恋する梅干し(仮題)〜はじめの第一歩①〜』

          和歌山の梅農家へいってきた。 南高梅で有名な日高郡みなべ町。大阪の中心部からずっと高速道路で1時間と45分ほど。まあ、近くはない。梅や梅干しのことを勉強してから訪れるつもりだったけど、そんなこといってたらいつまで経っても前に進まないということで、ほとんど勉強せずにいった。 暑くもなく寒くもなく、秋晴れの最高の天気。11時ごろに現地に着き、まずはご主人の案内で畑へ。車で少し走ったところから山の中に向かって、軽自動車一台がギリギリ通れるかどうかという道をずんずんと登っていく。

          三日坊主日記 vol.314 『恋する梅干し(仮題)〜はじめの第一歩①〜』