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三日坊主日記 vol.26 『熊野本宮大社』
熊野本宮大社へ。
熊野速玉大社、熊野那智大社の三社で熊野三山と呼ばれている。熊野本宮大社の主祭神は、家津美御子大神(素戔嗚尊/スサノオノミコト)。現地へ行くまで知らなかった。
僕の友人が古事記を題材にして創作落語を自作自演(落語家ではなく素人で、広告代理店のクリエイター)してるんだけど、つい先日聴いた新作が素戔嗚尊の話だったんで、なんだか勝手にご縁を感じていた。
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熊野三山は八咫烏でも有名。カラスは一般的には不吉な鳥と言われているけど、方角を知るので未知の土地へ行く時に道案内をしてくれるとか。神武天皇が東征の折に熊野の山で迷って、八咫烏が道案内したという話はよく知られているけど、日本以外でもスカンジナビアや、古代ギリシャ、アメリカンインディアンなどでもカラスは神の遣いだったり、神と崇められたりした話があるそうだ。カラスの脅威的な知能の高さに神を見たんだろうか。僕のこれからの人生も、しっかりと道案内して欲しい。
和歌山のことを紀の国というけど、元々は木の国だったらしい。素戔嗚尊がこの地に降臨した時、大地が荒れ果てているのを嘆いて自ら木を植えられたことからその名がついたそうだ。これも全然知らなかった。
荒涼とした大地を紀伊山地のあの豊かな森林に育てたんだから、やっぱり神様はすごいことをなさる。その山々に今朝はまだ雪がたっぷりと残っていた。
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