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京マチ子映画祭

「シネマクティフ東京支部の音声配信」でも取り上げたのですが、まだまだいくらでもあるぞ!ということで、テキストでもお付き合いください。

2019.2.23〜3.21@角川シネマ有楽町
京マチ子デビュー70周年記念企画
京マチ子映画祭
〜本当の私を教えてあげましょう。〜

ハイ、是非教えてください!と即座に心の中で答えてしまいました(笑)

さっそく初日に駆けつけまして、京マチ子映画祭で賑わうロビーに満面の笑み( ^ω^ )
ヘラヘラしている人がいたら、それはきっとわたしです。

音声配信の中でふれた『痴人の愛』。
原作がめちゃくちゃスキという、東京支部メンバーのmatsuさんに是非観ていただきたい。
補足しますと、スタッフ・キャスト違いで三作製作されています。

1949年 京マチ子×宇野重吉
1960年 叶順子×船越英二
1967年 安田(大楠)道代×小沢昭一

きっと、その当時の小悪魔的な女優さんが観た人を魅了したことでしょう。
京マチ子のナオミをスクリーンで観られるチャンスです。

今回のラインナップには『痴人の愛』以外にも文芸作品がたくさん。
昔は、文豪と映画監督の密接な関係があったと聞きます。
オリジナルにも期待していますが、映画ファンとしては名作の映像化には、期待と不安をもって応援したいですよね。

わたしの京マチ子映画祭1本目の作品は、未見だった『浅草紅団』。
モノクロで、フィルムの質も決して良いとは言えません。
それが気になるのもほんの束の間。
あっという間に、京マチ子、乙羽信子に魅了されていました。
ストーリーが単純なだけに、俳優の細かな演技に、にぶちんなわたしでも気づくほど。
もしかしたら、表情が豊かなのも、この時代の特徴かもしれません。

京マチ子の女剣劇の座長と素の女の切り替えもさることながら、劇中劇での早替わりのシーンでは、その素晴らしさに感涙。
「終」の文字が出た瞬間、拍手が起こりました。
というわけで、1本目から大興奮のレポートになりました。
これから1ヶ月、こんな楽しい気分を味わえるなんてサイコーですね。

旧角川シネマ新宿のあとを受けて(ホントにありがとうございます!)、今後も角川シネマ有楽町では、
2019年8月23日(金)より『市川雷蔵祭』、2020年春『若尾文子映画祭』も決定しています。
雷サマの前売券は今春発売予定とか!
人気の高さがうかがえますね。

最後に。
せっかく京マチ子映画祭に駆けつけたのに、最初を見逃した!ということのないよう、角川シネマ有楽町さんへのアクセスをご紹介します。

最寄駅は各線の有楽町駅で、
駅からは近いのですが、角川シネマ有楽町(8F)がある読売会館には、ビックカメラとよみうりホールもテナントとして入っているため、常にエレベーター・エスカレーターが混んでいます。
時間には余裕を持って来館されることをオススメします( ^ω^ )

text by (当然)まるゆ

#映画 #京マチ子 #京マチ子映画祭 #角川シネマ有楽町

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