【緊急調査】新型コロナ第7波、「必ずマスク」が8割。熱中症予防と感染予防の両立が難しい局面に(マクロミル調べ )
株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役社長グローバルCEO:佐々木徹)は、データでひも解く最新トレンド情報をニュースレターとしてお届けしています。今回は、新型コロナウイルス感染症の第7波が急拡大していることをうけ、生活者の感染予防やお出かけに対する意識について緊急調査を実施しました。
調査は、全国20~74歳の男女1,000名を対象にインターネットで実施。
調査期間は、7月27(水)~7月28日(木)の2日間。
1.第7波の感染予防意識、「今まで同様に」が7割、「最も高い意識」が1割
第7波における感染予防への意識について尋ねると、過去最も高く意識している人が12.2%、今まで同様に意識を継続している人が71%と、大多数が感染予防対策を意識した生活を送っているようです。
2.感染予防対策は、「必ずマスク」が8割。熱中症予防と新型コロナ感染予防の両立が難しい局面に
新型コロナへの感染予防対策については、90%以上が「マスク」や「手洗い・うがい」といった基本的な対策を実行しています。夏場の熱中症予防の観点から、厚生労働省は「マスクの着用について」を発表し、屋外で必要のない場面ではマスクを外すことを推奨しています。しかし、79.2%と多くの方が「(マスク着用を)必ず実施している」と回答。熱中症予防と新型コロナ感染予防の両立は、第7波の急拡大によって難しい局面にあります。
3.「コロナ疲れ」を実感、75.8%。若い世代ほど、強いストレスを感じる人が多い
長期化する新型コロナ感染。疲れた、つらい、不便だといった「コロナ疲れ」を感じている人はどのくらいいるのか確認しました。「とても感じる」が32.2%、「やや感じる」が43.6%で、合計75.8%と多くの方がコロナ疲れを感じています。また、コロナ疲れを強く感じている人は、若い年代ほど多いことがわかりました。
具体的なストレス要因を自由記述で尋ねたところ、以下のようなコメントがあげられました。日々の生活におけるさまざまなストレスが蓄積しているようです。
4.行動制限なしの第7波の夏、「国内旅行」は18.1%。旅の取りやめも
行動制限のない新型コロナ第7波の夏、おでかけについて尋ねました。「海外旅行」は0.7%、「国内旅行」は18.1%、「帰省」は12.7%でした。一方、新型コロナの影響によって、今年こそはと予定していた旅行や帰省の取りやめ、行き先変更をした方なども一定数いるようです。また、お出かけを近場にとどめる方や、お出かけ自体を控える方がそれぞれ3割程度でした。
5.新型コロナワクチン、次回の接種希望は62.3%
第7波が猛威を振るう中、新型コロナワクチンの接種についてはどのように考えているのでしょうか。4回目の接種希望(すでに接種済みを含む)は54.7%、3回目まで未接種だが接種したいが7.6%で、合計62.3%が次のワクチン接種を希望していることがわかりました。一方、4回目の接種を希望しないは18.7%、3回目まで未接種で今後の接種も希望しないは13.9%で、次の接種を希望しない人も合計32.6%いることがわかりました。
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