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そもそも品質工学 第141話 良さをどうやって測る?

簡単にレンズを測ると言っても、簡単じゃないんですよ。
これまでも、レンズを測るということのヒントをちりばめてきましたが、じゃぁ具体的にどう測るのか?

こんかいはそんなお話です!

欲しいのはレンズじゃないんですよ。
レンズが果たす機能が欲しいのです。

よく言うでしょ?
ドリルが欲しいんじゃなく、穴が欲しいんだって。

技術者が何を求めているのか。
対象に何を期待しているのか。
そのシステムは何か。

それがあいまいなままだと、機能もしっかり決まりません。

決めるだけなのです。
答えは無いのです。
あるのは、あなたがどうしたいのか。

そして決めたものが、もっともらしければ称賛を受けます。
しかし、的外れと思われたら、非難されます。

やっかいなのは、その称賛する人、非難する人も答えを持ってないのです。
見せられて初めて、判断できる。

素晴らしい絵だというなら、その絵を見る前に自分で描けと。
できませんよね?

つまり、お客様が気が付いていない価値を技術者は作り上げる。
創造性と想像性。

それが機能なのです。
技術と芸術はすぐ隣にあるのです。

続きが気になる人はこちら!…ってレンズ編の最終回だ!
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