そもそも品質工学 第114話 ペーパーホイール
品質工学を教えるのって難しいですよね。
特に言葉で伝えるのはね。
だから、私は品質工学を教える教材について20年ずーっと考えてきました。
その中の1つがこれ。
ぜひ受講者気分で、もしくは教える立場の人は講師気分で見てくださいね!
次の日…
学校教育で習う実験方法は、演繹的な論法ですよね。
すでに知られている物理法則や、化学的なことを実際にやってみてその通りかどうかを体験させる方法。
だから、私たちは社会人の技術者になっても、まず理論がないか、先行論文がないか、似た事例はないかを探します。
そして、今自分の目の前の問題に対して、その先行文献の通りになるかを確認します。
もちろん、その先行文献の通りになれば、これほど楽なことはありません。考えずに済むのですから。
しかし、世の中そうは甘くない。
先行文献と、自分の抱えている問題の状況は異なるのです。
これを解くには、帰納法で解かないと溶けません。
答えがない問題を解く方法。
これを身につける方法が、品質工学だと思っています。
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今回から数回は、いわゆる教える側の人に向けての話になりますかね。品質工学を勉強したい側の人は、ライアさんの立場で、自分だったらこういう機能や誤差を考えるなーって想像しながら見ると、楽しめると思います。
これは、実際に私が教材として開発したものです。
これを見て、実際に教材として使いたいという場合は、ご自由にどうぞ。
ただし、その際には「そもそも品質工学」を宣伝いただけると幸いです!
教材の話の続きが気になる方はこちら!
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