そもそも品質工学 第115話 ペーパーホイールの機能
まずは入出力とか目的とか誤差因子を考えないといけませんね。
この入出力と目的と誤差因子は密接に関わります。
なので、どちらを先に考えるということではなく、行ったり来たりして、少しずつ前に進める感じになります。
まずは、言葉遊びから始めてみるのもいいかもしれませんね。
立場が変われば、言うことも変わるもの。
教える側の立場に立てば、偉そうに言えるってことでしょうか?w
今回は、ライアさんはエネルギー保存の法則をベースに、位置エネルギーが運動エネルギーに変換されるということを考えているようです。
最初角度でしたが、これは破綻してましたね。
0度や90度だと、おかしな話になりますからね。
そもそも、坂の角度が90度を超えたらどうなるのか。
なので、高さを変えるって方向に行きました。
ブロックの数が増えれば、エネルギーが増えるってのもおかしい。
ブロックの数が100個だったらどうなるのでしょうか?
角度の話と同じで、5個ぐらいから急斜面ですよね。
とても比例するとは思えない。
そこで、転がし始める位置を変えた方が良いのではないかってのはつとむ君の提案でした。
これなら、ペーパーホイールに与えるエネルギー量。
加速させている時間、距離というのが信号因子になります。
長い間加速させている方が、より多くのエネルギーをうけとってそうですよね。なんか良さそうです。
次に誤差因子といきたいところですが、これはお客様の使用条件。
そうなると、このペーパーホイールをお客様がどう使うのかを知らないとだめですね。考えようがありません。
そこで、このペーパーホイールの目的がまだ明確になっていないことに気が付くはずです。
次回は、このペーパーホイールの目的を考えてみましょう!
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