月面農業の研究開始⁈;アルテミス計画とは…?
皆さん、こんにちは・こんばんは・おはようございます。「見たかな?観たよ!」の中の人、ひろ-macrobiworldです。
今回は先頃報道された月での野菜栽培と、アルテミス計画について考察していきたいと思います。
「月の砂を用いて、月面で農業をする」“宇宙兄弟”の夢と野望 月面に畑を作り自給自足を目指す(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース
「月面農場」30年にも 千葉大にセンター開所(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース
アルテミス計画とは
米国NASAでは長らく財政の問題で宇宙開発計画が途絶えたままでしたが、アルテミス計画はアポロ計画の後継のプロジェクトとして日本やカナダなども参加し、人類を再び月に送る計画とされています。
長期的には火星への有人探査や火星基地の建設も視野に入れているのだとか。
都市伝説界隈ではアポロ計画は虚偽(人類の月面着陸は実際は無かった)と言う話も出回っていますが、国際宇宙ステーションのように大気圏外に於いて地球を周回することは出来ているわけで、仮にその噂が事実なのだとしても、アポロ計画の時は出来なかったけど、今度こそは…ってこともあるでしょうからね。
しかもこのアルテミス計画、月面基地の建設や、基地に供給する食材の生産の為に月面で野菜作りを始める計画もあるのだそうです。
中国の宇宙ステーションでは既に野菜栽培を(実験的に?)始めていると言う話もあり、ついに欧米vs BRICsで宇宙開発競争が始まったようです。
とは言え、前回記事が空海で今回はアルテミス計画⁈
と、振り幅の大きさ・ギャップに戸惑っている読者もいるかも知れません。
でも空海が生きていた当時の遣唐使って、当時の人の心理的ハードルや認識からしたら、宇宙ステーションで地球を周回している宇宙飛行士みたいなもんだと思うんですよ。
ここでの「空海・遣唐使・密教・鎮護国家」と言うキーワードは、
現代では、「???・宇宙飛行士・量子力学・地球防衛」と言うキーワードに置き換えることも可能でしょう。(???の部分には誰の名前が入るのでしょうね?)
勿論ここでの地球防衛は、「vs宇宙人」と言う意味ではなくて、私が胡散臭いと思っている(苦笑)SDGsに関係しているでしょう。
要するに地球のキャパに対して人類の世界人口が多過ぎるから、月や火星に言わば「領土拡大(商圏拡大)」しようと言う野望ですね。
一種の宇宙利権なわけです。
ところが(多分…だけど)、1960〜80年代のアポロ計画に代表されるような宇宙開発は、何らかの事情で上手く行かなかった。
だから(大分胡散臭い話ではあるのだけれど)、世界が今の状態のまま未来へ向かって進んでいったら、そう遠く無い未来に「地球がキャパオーバーになってしまう」から、SDGsの一環=地球上に暮らす人類を減らす為?としてコロナ禍だのワクチンだのが出てきたんじゃ…?(私の言いたいこと、お分かり頂けるでしょうか?)
と、ちょっと勘繰ってしまうわけです。
仮にその勘繰りが事実かそれに近い実態があるのであれば、それは如何にも欧米的な思考回路だなあ…と思いますね。
自然との共存ではなく、(庭園の造り方ひとつとってもそうなんですが)自然の生命を人工的・人為的にコントロールしてどうにかしようとする思考パターンは、如何にも欧米的です。
でもその欧米的な思考や価値観による世界構造が行き詰まっているから、現代のこの状況が生まれているのではなかったのですか?
現代版「光と闇の闘い」
アルテミス計画にゴーサインが出たのは、2017年。トランプ大統領の時でした。
2017年12月、アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプは月探査計画を承認する宇宙政策指令第1号に署名しています。
トランプ大統領が就任したのは2017年の1月ですから、就任して割と直ぐにゴーサインを出したことになります。
思い出して欲しいのは、トランプ政権の時には米国は戦争を起こしていないことです。
これは米国の政権としては稀なことで、アメリカ第一主義で国内の雇用が増えたこともあり、
2020年の大統領選挙の時には(残念ながら「バイデンジャンプ」などと揶揄されたことに象徴されるような不正が疑われた選挙で、残念ながら再選はなりませんでしたが)一般的に民主党支持者と言われる黒人やヒスパニック層にも一定の支持を得ていました。
バイデン政権に変わって、バイデンはプーチンを煽るような言動を重ね、堪忍袋の尾が切れたプーチンはとうとうウクライナ侵攻に踏み切り、結局また米国が戦争を始めたことで世界は元の木阿弥状態。
ウクライナ紛争も、結局は米露の代理戦争でしかないのです。
過去記事の中でも何度か触れていますが、グローバリストの中にも、
国家資本主義(共産主義では無く資本主義を採るが、国家が国民を管理・監視し結果として全体主義の形をとる)を推す勢力と、
個人の権利や自由な発言を尊重する自由民主主義を推す勢力がいます。
保守派の中でもそれは同様です。
保守派ながら国家資本主義を推す勢力と、
保守派でも個人の権利や自由な発言を尊重する勢力。
最早イデオロギーでの色分けは、意味を為さなくなっています。
何が光で何が闇か?
極端な偏りをもたらすものは「闇」。
バランス良く調和が取れた状態をもたらすものは「光」と言って良いのでは無いでしょうか?
裁判所にはシンボルとして天秤のレリーフや置き物が飾られているかと思いますが、
この天秤は、正義の女神テーミスが善悪をはかるために所持している天秤なのだそうです。
世の中には絶対の正義も無ければ、絶対の悪もありません。ですから天秤で善と悪(或いは自他)のバランスを測り、天秤が釣り合っていればセーフ(ok)だったのです。
これを「公平」であると言います。
人間の行うことに絶対はありませんから、公平かどうかが罪か否かを測る基準とされたわけです。
東洋思想でも、(陰陽五行の)バランスが崩れた場所にトラブルが起きると考えます。
この光と闇の闘いを(人々や地球にとって良い形で)終わらせるには、一度全体を俯瞰して見る必要があるでしょう。
個々の問題にその都度対応していても、西洋医学の投薬治療のような対症療法と同じで、根本的な解決は出来ません。
東洋医学的の体質改善的な視点が必要とされているのですが、多くの人は体質改善の為に必要な食事療法や生活習慣の改善は、面倒がってやりません。
楽な投薬治療に流れがちなのですが、薬は体にとっては本来は毒であるものも多い為、薬に頼り過ぎるとかえって(解毒機能を持つ)肝臓を痛めてしまいます。
(なので現代では、安易に薬を出し過ぎる医者は疑問視されている。)
肝臓は沈黙の臓器と言われ、肝臓に障害が起こっても、中々症状が現れません。
黄疸などの症状が現れてきたときには、既に肝臓の障害がかなり進行していると言われ、一度肝臓を本格的に痛めてしまうと、治療手段としては生体肝移植しか無く、実現に漕ぎ着けるまでにクリアしなければならない条件が幾つもありますから、生体肝移植が出来るケースはそう多くは無さそうに思います。
こうした追い詰められた状況を防ぐには、「予防医学」的な考え方が必要なわけです。ところが前述の様に、生活習慣の改善等は面倒臭がってやらない人が多いわけですよね。
昨今の円安で欧米からの訪日旅行客も増えていますが、彼らが驚くのは「コンビニのお弁当やお惣菜の豊富さ」らしいですね。
欧米には、日本のようなコンビニはまず無いのだとか。あっても種類(品揃え)が少なく、簡易的なものしか置いていないのだそうです。
その為スニッカーズの様なカロリーバーやお菓子(菓子パン含む)などで、朝食やランチ代わりにしてしまうケースも多いらしい。
そういう環境下に暮らしていると、例え添加物てんこ盛りのコンビニ弁当であっても、菓子が食事代わりになるよりはマシ…なのだそうで、添加物てんこ盛りでも(食材のバランスが取れている)コンビニ弁当の方がヘルシーなんだそうです。
欧米の方が食品添加物の基準が厳しいようですから、もしかしたら食品廃棄を減らす観点から、お弁当やお惣菜を店内における種類や時間が限られてしまうからと言うこともあるかも知れませんし、要は便利さと健全さの兼ね合いの問題と言えそうです。
テミスの天秤じゃないけど、どうすれば釣り合いが取れるのか?どうあるのがベターなのか。
こうした論理を今の社会に置き換えて考えると、どう言うことになるのでしょうね?
人間の欲を許容しつつ偏りを糺す
私はアポロ計画が上手く行かなかったのは、(根拠は何も無いけれど、漠然と)利権争いが絡んでいたからじゃないのか…?と思うのです。
地球は今、トータルで見れば氷河期(※1)で、温暖化しても、例えば恐竜が生きていた時代の方がずっと温暖で平均気温は今より10〜15度ほど高かったと考えられていますし、その為北極や南極の氷が溶けて無くなっていた時代もあるのだそうです。
さらにその時代は今よりも二酸化炭素濃度が高く
(恐竜の呼気に含まれる二酸化炭素濃度は人間のそれよりも多かった為、今の地球の6倍の濃度があったらしい。)
空気も薄かったと考えられるので、恐竜が生きていた頃の環境下で人間が生きていくのは難しいのだそうです。
また石油が枯渇すると騒がれて久しいけれど、本当に石油危機に落ち入りそうだと言う話は、聞いたことが無いですよね。
危機だと騒がれる時は大抵「戦争絡み」だったりします。あくまでも輸送上の問題や政治的問題であって、地下に埋蔵されている石油が枯渇しそうだから…では無いのです。
勿論限界はいつかは訪れるのかも知れないけれど、少なくとも数十年のうちに危機に陥ると言う話でも無さそうですよね。
原子力発電だってあるし、まだ発展途上ではあるものの核融合発電の研究も進められています。
それより何より、ニコラ・テスラが完成まであともう一息と言う段階まで進めていたと言う「フリーエネルギー」の研究が、テスラの死後まるで無かったかのように世間から消えてしまい、全くの都市伝説扱いでまるでオカルトの様に扱われています。
実はそのことの方が問題なのでは?と、私は思うのです。
何故テスラのフリーエネルギーは、大々的に研究され実用化を図り、普及させられなかったのか?
答えは簡単で「商売にならないから」なのだそうです。
石油・ガス・核燃料と違って、フリーエネルギーの燃料代はタダです。
(せいぜい施設の建設や組織の運営・運用の為に人件費が必要になるくらいでしょうから、フリーエネルギーが実現すれば電気代はかなり安くなるでしょうね。)
ここで過去記事に掲げた図をもう一度見て欲しいのです。
ロックフェラー系は石油・ガス利権
(バイデンが一時停止してしまっていましたが、シェールガスは米国でしたよね。)
ロスチャイルド系は原発(原子力)利権
(フクイチの原発事故の際、放射能除去などの機械を提供したのは仏の原発関連企業=つまりロスチャイルド系=でしたね。)
宇宙ロケットや多くのスペースクラフトの動力源には核燃料が使われているそうです。上の相関図を見れば、それが何を意味するかは分かると思います。
核燃料に頼らずイオンエンジン(太陽光発電・電池)を使って小惑星探査を行った「はやぶさ」は非常に稀なケースだったわけです。
テスラが生きていた時代は、ざっくり言うとこれら二大国際金融資本が勃興し、世界を牛耳っていた時代なわけです。(その流れが今も続いている…とも言えますが。)
このフリーエネルギーのように、ビジネスや利権から離れて、人々が生活の為に必要とし、かつ環境に対してもクリーンなシステムを取り入れることが出来ない経済界の仕組みや思考回路こそが、アポロ計画(宇宙開発)を頓挫させた要因のひとつになってはいなかったでしょうか?
露もBRICs諸国に宇宙開発の協力呼びかけ
ロシア、宇宙ステーション建設でBRICSに協力呼びかけ(ロイター) - goo ニュース
既に先述している様に、日欧米vs BRICsの図式で宇宙開発競争は既に始まっているのです。
問題は中国です。
BRICsに於いて中露が対立軸になるのか、それとも協調軸を採るのかで、今後の動きが変わる事でしょう。
中国がWEFや国連に基盤を置きマクロンと歩調を合わせ続けるなら、いずれロシアとは明確な対立軸を構成するようになるでしょう。
そうなった時アフリカ諸国はどう言う立ち位置を取るのか?
経済的支援を受けてきた中国を選ぶのか?
軍事的支援を受けてきたロシアを選ぶのか?
またプーチン後のロシアも今以上に先が読めませんよね。
BRICs自体がこれだけ近未来的に流動的要素があるわけなので、増して「日欧米vs BRICs」の行方も先が見えません。
ただひとつ明確なのはアルテミス計画は日欧米が中心であり、中国は独自に宇宙開発を進めているということ。
中国は既に独自の宇宙ステーション「天宮」を実用・運用しており、NASA同様月面探査の計画も発表されています。
要は、中国の「宇宙強国」計画vs日欧米の「アルテミス計画」の月と火星を舞台にした陣取り合戦は既に始まっているのです。
後は現在の国際宇宙ステーション(ISS)の枠組みから離脱したロシアが、中国以外のBRICs諸国とアフリカ諸国を仲間にして、宇宙開発競争に割り込めるのか否か?と言う話なのです。
高度な文明への進化は、支配者層の利権への執着から解放されることによってもたらされる?
ここで言う解放と言うのは、仏教的に言うと「煩悩(輪廻)からの解脱」によるものです。
キリスト教的に言うなら、
「金銭の神に仕え、
その御利益に執着し
拘束されている限り、
救いは得られない
(人並み以上の財産と権力が既にあるにも関わらず、慢性的な心配とそこから来る不足感に縛られ、そこから抜け出せずにいる)」
と言うことになるでしょうか?
庶民が…ではありません。
支配者層がそこから解放される必要があるのです。
上手く言え無いのですが、日本社会のように地球上の人間社会が「他者を信じる」前提で、「損得勘定抜きで支え合える社会の仕組み」が構成され、そのように動くようにならないと、宇宙時代に向けてのアセンションが出来ないんじゃないかな。
テスラのフリーエネルギーも然りなのですが、そこがクリア出来ないと、乗り越えられない障害があるのかも知れないと思うのです。
(例えば、
・なんらかの理由で商売にならないからプロジェクトへの出資・投資をしないor中止する
→宇宙開発が出来ない
→宇宙への移住が出来ない
→人間が生存可能な環境を地球上に維持する為に人口削減=現代版姥捨山=することが必要になっている…とか?)
仮に(例)の様なケースであったなら、少なくとも商売抜きでプロジェクトへの出資を続けて宇宙開発→移住を実現させていたら、地球上の人減らしの為に非人道的な政策手段を採らずに済んだことでしょう。
要するに(現代社会には「政治家」は居らず、「政治屋」しかいない…とよく言われますが)、国際金融資本も政治屋も「今だけ・金だけ・自分だけ」になっていることに変わりは無く、
一部の企業家や資産家は、自らの損得感情抜きで地球や人類の未来を考えているかもしれないけれど、それらはまだ少数派ということなのでしょう。
今社会で起きている問題は、彼らのそうした低俗な価値観や行動形態が障害となって、地球人類は本格的な宇宙時代にアセンション(もしくはシフト)出来ずにいる…と言うことなのかも知れません。
例え商売にはならなくても、それが人類にとって必須なことであるならば、なぜ彼らは損得抜きにその必須のプロジェクトに対して喜捨(寄進・布施)しようとしないのか?
なぜビジネスと言う見返りを求めるのか?
(見返りを求める心理の裏に、そこで雇用されている人々の平穏で人間らしい暮らしや、人権を守る意識があるからなのか?それとも自分の利益の事だけしか考えていないのか?
前者であればまだ救いはありますが、後者ではどうにも出来ませんね。)
喜捨したプロジェクトが実って、世界中の人々の暮らしが豊かにならないまでも、平和と安全が守られたなら、それは大きな喜びとなり、充実感として自分に戻ってくるでしょうし、(会社その他の組織を持っているなら、それらの)イメージアップにも繋がると思うのですが。
他を潤す為でなく、(自分では使いきれないほどの富と権力があるにも関わらず、)さらにもっともっとと自分の所に利益を集めようとする…それって病気でしょう。
過ぎたるは及ばざるが如し、ですよ。
人によっては「彼らはサタニスト(悪魔崇拝者)だから」と言う人もけれど、キリスト教におけるサタン(悪魔)と言うのは、古代宗教や異教徒の神でもあったりするわけです。
ですから正直言って、個人的には「サタニスト(悪魔崇拝者)」と言う言い方には、「違和感」を感じるのです。
むしろ仏教的な説明の仕方をするならば、彼らの肉体は現世にあったとしても、魂は既に六道のうちの餓鬼道に堕ちている…と言う表現をする方が、私にはしっくりきますね。
肉体だけで無く魂も人間道にいたいなら、他者に対する愛や思いやり、公平さは必要でしょう。
過去記事で何度も触れていることではありますが
「ネガティブな刷り込みや意識からは、ネガティブな未来しか作れない」
のです。
支配者層の意識がアセンション出来ていないから、地球の未来は闇に閉ざされているのか?
何度も書きますが、支配者層の中にも自らの利益に拘らず長期的視野で全体を俯瞰出来る人はいるでしょう。
その一方で米国を常に戦争に駆り立てて、武器の売買などで莫大な利益を産むことに執着しているような米国ネオコンのような存在もあるわけです。
(彼らのような人間は「六道のうちの畜生道(強者が弱者を虐げる世界)」に生きているのでしょう。勿論そこからアセンションして「修羅道(競争社会)」に生きることは可能だとは思いますが。)
彼らが悟り(気付き)を得て、生き方や価値観を変えてくれたら、世界は大きく変わりそうですね。
ではどうしたら良いのか?
自分を変えることは出来ても、相手を変えることは難しい。
とは言え、手段が何も無い訳ではありません。
よくレイキヒーラーの人が、「氣を送って対象者の邪な気(霊・存在)を浄化する」と言われることがあるのですが、
これをもう少し一般的な表現にすると、
そう言う人たちが「自分たちがネガティヴな思考にハマっている」現実に「気付き」、「心を入れ替え行動を変えられる」ように「祈念する」わけです。
いわゆる「おまじない」と言うのは、この祈念の力を強化するためのものだと言われていますね。
要は批判や攻撃では無く(注;議論することは良い)、「祈る」わけです。
これもよく言われることですが、死んだ人間の霊よりも生きてる人間(生霊)の方が怖い…強い怨みや怒りの感情・思いは念となって相手に纏わりつき、相手の環境や状態に影響を与えてしまうと言うわけです。
これは一般的にマイナスの作用で認識されることが多いのですが、逆手に取ってポジティブな形で利用しましょう=と言うのが「祈って念じる」と言うことですね。
これは密教等の祈祷にも通じてくることです。
話が横に逸れてしまいましたが、宇宙開発を本当の意味で全人類の利益になるものとして進めて行くには、あらゆる階層の人々のこうしたポジティブ・マインドが必要だとも言えるでしょう。
だからそう言うものに携わっていたり、関係する人の魂や心理状態が「餓鬼道」にあるようじゃ困るわけですよね。
ただ「修羅道」に移るにしても、その在り方はピンキリです。
正々堂々と競い合わずに相手の足を引っ張って陥れようとするのは、能力が無い者が嫉妬の感情で起こす行動パターンです。これが罷り通るような社会では、世界は不正に溢れる一方で良くなりません。
多くのアスリートのように自分たちの技術を磨くことで、正々堂々と競争するならば、それは技術や品質の向上に繋がりますよね。
本格的な宇宙時代にアセンションするには、宇宙開発に関係したり関わってる人たちの意識が後者になってくれていないと、恐らく成功しない。
アポロ計画等のNASAの過去の宇宙開発事業と同様に、途中で頓挫するんじゃないですか?
だって「商売にならない」と過小評価している技術研究でしか得ることが出来ない「宇宙開発」に「必要」な「鍵」となる要素が隠れているかも知れないじゃないですか。
嫉妬から金と権力のある者が、その鍵を握る研究者や研究プロジェクトを潰しているかも知れないじゃないですか。
それを防ぐには、大変化の過渡期とは言え、「法と秩序」がキチンと守られる必要がありますね。
そもそも国家元首や国家政府自体が、その「法と秩序」を無視するようでは、いけません。
でもその国家元首や国家政府に、「法と秩序」を守らせないように裏で手を回しているのは何処の誰なんでしょうね?
恐らく過去の宇宙開発事業を頓挫させた連中と、少なからず重なっているのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
日本のトップ企業とアルテミス計画
三菱電機のサイトによれば
〉日本は2019年10月、アルテミス計画への参加を表明。2020年7月には月探査協力に関して、NASAと文部科学省が共同宣言に署名した。日本はゲートウェイ居住棟への機器の提供、補給、探査機による月面データの共有、与圧ローバーの開発を中心に月探査に協力することになる。〉
なのだそうです。
三菱といえば日本のDSの本家本元みたいなものだけれど、その分計画について事細かに説明されているので、興味のある方は是非一読されると良いかと思います。
アルテミス計画とは? 国際協力で有人月面着陸を目指す日米欧の動き:日経ビジネス電子版
また上記リンクの日経記事によれば、トヨタは水素と酸素を反応させてつくった電気で走る有人月面探査車「ルナ・クルーザー」の開発を進めていて、2029年には打ち上げ予定とのこと。
なるほど、トヨタがEV(リチウム電池車)ではなく、水素電池にこだわっていたのはこれがあったからなのね。記事を読む限り、これを推し進めてきた豊田章男会長は、数少ない「アセンション」をずっと前に終えている方なのでしょう。
ある意味で、トヨタはアルテミス計画に喜捨されてるのも同じですから。
日本人としては嬉しい限りですが、そのトヨタが本社機能を海外に移転との噂があります。
巷では「トヨタはもうダメだ」と宣う人もいます。
ですが、アルテミス計画への参加を考慮すれば、トヨタが思い描く市場は日本…ましてや地球上ではなく、既に宇宙に移っているとも言えそうです。
それが上手く行けば、日本で自動車が売れなくなっているからと言えども、本社機能を海外に移す決定的な理由になるとは思えないですよね。
むしろこれからの課題は「人材」なのではないでしょうか?
宇宙が商圏に入ってくれば、企業の構造的な変化にも迫られて、今とは形態が変わる可能性もありますね。
個人的には、トヨタはまだ日本を諦めてはいないと思います。ただ、岐路に立たされているのは事実だとは思いますが。
トヨタの中枢は地上の車では無く、月面や火星上での車や移動手段に移っている。だからEVでは無く、その次を見据えて水素電池にこだわっているのでしょう。
そうしたトヨタが思い描く未来の夢を、共有できる日本人技術者や日本人研究者が、これからも日本で採用し続けられるか否か?
むしろそちらの方が課題になりつつあるのではないでしょうか?
今回はこれで終わりです。
最後までお付き合い頂きました皆様には、大変ありがとうございました。
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良かったら、また次回も会いにきて下さいね。
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【参考資料】
わかりやすい「原子力電池(RTG)」のしくみ - 宇宙と原子力のファンサイト スペース&ニュークリア
小惑星探査機「はやぶさ2」搭載機器 - 宇宙と原子力のファンサイト スペース&ニュークリア
DARPAとNASA、核熱ロケット開発企業を選定–2027年までに試験、火星有人を想定(UchuBiz) - Yahoo!ニュース
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