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卒業制作レポート - 企画①下準備 -
2021年6月にデジLIG WEBコースを卒業したMICROです。
思えば、入学後「卒業制作って何するの?どうやって決めればいいの?!」とソワソワしていた覚えがあります。今勉強中の方、入学間もない方などの参考になればいいなと思って、完成までの過程を「企画」「デザイン」「コーディング」の3フェーズに分けてレポートします!
今回は、「企画①下準備編」です!
デジLIGの卒業制作って何するの?
デジLIG WEBコースの卒業制作の内容についてざっくり説明すると、「企画、デザイン、コーディング、と自分でWEBサイトの制作過程全てを一通りやってみよう!」ということです。詳細な内容については、入学のタイミングで違ってくるかもしれませんので、運営の方からの説明や資料を確認しましょう!
1. WEBサイトの種類を決める
卒業制作で作るサイトには、大きく分けて3パターンあります。
①ポートレイトサイト
②クライアントワーク
③架空のサイト
①ポートレイトサイト
自己紹介サイトを作るパターン。自身のアピールに、作品やスキル、職歴などをわかりやすくまとめたサイトです。就職活動に役立ちます。掲載する作品やテキストなど自分で用意します。
☑︎ メリット:就職活動・転職活動に使える
☑︎ デメリット:コーポレイトサイト系も別途経験した方が将来的に良さそう、制作事例の用意が必要
☑︎ 難易度:★★★ ※ ページ数・デザインにもよる
②クライアントワーク
自分でお客さんを見つけ、お客様(個人・店舗サービス・企業など)のコーポレートサイトを作るパターン。お客様とのやりとり(プレゼン、テキストや画像の準備、デザインや仕上がりの確認)も自分で行います。信頼関係のある親しい間柄の方がやりやすいのかも。
☑︎ メリット:制作実績になる!フリーランス志望の人は学校のサポートがあるうちに仕事ができていいかも。
☑︎ デメリット:お客様とのやり取りが結構大変。ボリュームや内容、スケジュールを自分だけでは決められない。問い合わせ・お知らせ投稿は要考慮。
☑︎ 難易度:★★★★★
③架空のサイト
「こんなサービスやお店がある」という想定で制作するサイトです。既存のサービスやお店のリニューアルサイトや紹介サイトを架空で作る方もいます。(既存サービスの場合、WEB上には公開できません。オリジナルサイトの画像使用NG。)
☑︎ メリット:自分で全部決められる
☑︎ デメリット:テキストや画像を架空で全て用意しないといけない
☑︎ 難易度:★★★★ ※ ページ数・デザインにもよる
難易度は私の主観です!
実際は、ページ数やデザイン、スケジュール、自分のスキルレベルにもよると思ってください。
さて、何を選ぼう?
私は、空想(妄想か?)好きなのと、お客様のサイトを作るのは時間とスキル上キャパ超えだなと思い、「③の架空サイト」にしました。
ぶっちゃけ自由に好きなテイストのサイトを作ってみたかった、んですが・・・(デザイン編へつづく)
自分の力量やスケジュールと相談しつつ、運や縁も大事に決めたらいいと思います!
2. 企画の準備をしよう!
ここからは私のやったフローですが、↓のような感じで進めました。
準備はみっちりやっておいたほうが、デザインに入ったときにブレにくいかなと思います。
①仮想サイトの内容(メインテーマ)を決める ※
②さらに細かな内容(設定)を決める ※
③競合や似た形態サービスのサイトを見る
④デザインの参考になるサイトを探す
※ ポートフォリオサイト・クライアントワークの方は不要な工程です
①メインテーマを決めよう!
「仮想サイト」と一口で言っても、いろいろな内容が考えられますね!カフェや花屋さんなどのお店系、一般の会社やサービスなどの企業系、個人のPRサイトなどなど。
私は、「なんにしようかな〜、なんか女性らしい可愛いサイト作ってみたいな〜。」と考えつつ、最近サブスクリプションサービスが気になっていたので「既存にないおやつキットのサブスクサービス」にしました。
②さらに細かな内容(設定)を決める
ざっくり何にするか決めたら、サービス内容を細かく考えていきました。この辺は得意の妄想癖をフル稼働させて、「サービスの具体的な内容」「ターゲット」「課題」など、のちの企画につながる土壌をわ〜っと思いつくままに挙げて行きました。
電車の中でメモアプリにぽちぽちしておいて、A4コピー用紙に手書きで書くのが私のいつもの流れです。手書きの方が頭が働く気がしています。まだこの段階では、情報は整えずにどんどんアイディアを出していきます。
👉 のちに、企画の骨組みになります
③競合や似た形態サービスのサイトを見る
内容を決めつつ、競合のチェックをします。どんなコンテンツがあるのか、ページ構成、頻出している単語や特徴など。同じテーマでいくつも見ていると、似たような傾向がみえてくるので、これから作るサイトに活かします。
私のテーマは「サブスクリプションサービス」だったので、お花やお菓子、洋服やクリーニングなど、女性がターゲットのサブスクサービスを参考にしました。
👉 のちに、サイト構成の骨組みになります
④デザインの参考になるサイトを探す
サイトデザインの参考としたいサイトも探します。この辺で制作するサイトのトーンなどもふんわり考え出します。
[ 参考にしたサイト ]
https://bookma.org/
https://muuuuu.org/
http://bm.straightline.jp/
http://lp-web.com/
👉 のちに、トーン&マナーの骨組みになります
☕️ここでティーブレイク・・・
と、この辺が企画①下準備編。3フェーズといいながら、企画の工程が好きすぎて長く細かくなってしまいました・・・。
終わってみて思うコツは2つ。「大きく→細かく」、「量」だなって思います。あまり緻密に進めすぎても、竜頭蛇尾になってしまうので、最初はざっくり方向を決めて、あとから細かい設定を考えていくのがいいのではないでしょうか。あとは、後悔編でも書きましたが、参考サイトの見る「量」です。もっと色々なサイト見ておけばよかったなーと思うので、最近は1日1サイトレビューをしています。(発見がいっぱいあります!)
次は「企画② 企画書編」書きます〜。
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