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非エンジニアがSQLを勉強したら仕事の幅が広がった話

ベンチャー企業で働く非エンジニアは、SQLが書けると仕事の幅が広がるよ、というお話です。

「非エンジニアがSQLを勉強するメリット」はググると沢山記事あるので割愛。
この記事では、どのように仕事の幅が広がったか実体験を紹介します。

自己紹介

恵比寿で働くWeb系OL (@mskmrym)です。
数年前ベンチャー企業に派遣社員で入社し、正社員化した後30人規模のチームリーダーを経験。
2019年に転職して、今はBtoBサービスのグロース担当をしています。

ケース1:受け身の営業サポート→攻めの営業推進へ

例)
営業が使っている提案資料に、エンジニアが抽出した定量情報が掲載されている。
・サイト全体のPV
・ユーザー数、男女比
 etc

非エンジニアがSQLを書けると…
クライアントに合わせた定量情報を抽出し、カスタマイズされた提案資料を作り受注率がUPした。

「受注できる提案資料作り」のように、
営業をサポートする役割から、戦略的に営業推進するポジションにキャリアチェンジできるかも。

ケース2:オペレーション→業務改善

例)
社内システムにExport機能がなく、業務に必要な情報を社内システムから手動でコピペしているが、手動のためコピペミスが度々発生している。(ベンチャーあるある)

非エンジニアがSQLを書けると…
必要情報をデータ抽出し、手動のコピペ工数を削減した。

ベンチャー企業は手動オペレーションが発生しやすいので、オペレーション担当は日々の業務をまわしつつ、業務効率化を進める必要があります。

SQLが書けると、「どんなデータが・どのような形式で保存されているか」が分かります。
データとして保存されていれば大抵のものは抽出できるので、「システムから手動コピペ」といった非効率な業務を削減することができます。

ケース3:データ抽出→施策立案へ

何のためにデータ抽出をするのか。
SQLを書いてデータ抽出する、がゴールではありません。
データは、データ(結果・事実)として受け止めて、NEXTアクションを決めるためにデータ抽出をします。

SQLが書ければ、データ分析や調査、課題発見から効果測定まで、非エンジニアで完結することもできます。

全部一人でやるのはハードル高い…という人は、まずは既存の「仮説立案 → 施策実行 → 効果測定」の「効果測定」あたりから施策に携わると良いかもしれませんね。

仕事の幅が広がるワケ

数年前Excelしかできない派遣社員だった私が、SQLを覚えたことで役割が変わっていきました。

データ抽出 → データ分析 → 施策立案 → プロジェクトリーダー(イマココ)

私はたまたまプロジェクトリーダーに辿り着きましたが、他にもマーケティング・事業戦略・データアナリストという選択肢も出てくると思います。

「SQLでデータ抽出すること」はただの手段です。
いちばん大切なのは「何のためにデータ抽出をするか」かなと思います。

それでも、非エンジニアの方は2〜3時間でSQLの基礎は習得できる*ので、勉強しておいて損は無いと思います。
何よりもデータ抽出できるだけで、エンジニアの工数削減にもなるので!

*Excelを使える人はSQLも覚えやすいです。そのあたりはまた別の機会に。

最後に

Excelを使う事務系の人にこそチャンスあるし、キャリアの参考になったら嬉しいなぁと。

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