没頭できること

今日、「おもいで写眞」を観た。
深川麻衣さんが演じる主人公の結子は、やりたいことを頑張ったが、夢破れて地元の富山に戻ってくるところから始まる。嘘が嫌いで融通が利かない性格で、いろいろと周囲と摩擦を生む。
高良健吾さんが演じる一郎は、結子と違い、うまく受け入れていく。ざっくりいうといい加減。
この二人が、いいバランスで前に進んで行く。

なんか、ボクは、結子だなぁと思いながら観ていた。
若い頃、ボクの思いがあり、それと違うと、周囲とぶつかって摩擦を生み出していた。
その摩擦を、当時の上司や先輩がうまく解消してくれていた。

結子は、一郎の用意したいっかけで、おもいで写真に没頭していく。
吉行和子さんが演じる独居老人の和子の一言にヒントを得て、そしてお礼と励まして受けて、結子はおもいで写真に没頭していく。結子にとって、和子は恩師となる。

ボクも、恩師の言葉でいろいろな仕事に没頭することができた。
いろいろと摩擦も生んだし、立ち止まりそうにもなった。
恩師が、そこで「お前は、前に進め」というような背中を押す言葉をさりげなくくれていた。

いま、振り返ると、恩師は、ボクが”ものづくり”が好きなことを見抜かれていたのだろう。
そして、それは今もそうだ。
・どうしたらいいかを調べる
・どのような仕組みにしたらいいか考える
・本当にこれで動くのか実際にやってみる
というのが、好きだ。
もお、最新の技術は分からないが、仕組みを考えることは、それでもできると、分かる。

これからの中で、ボクの好きなことは、どこかで活かせるシーンがあるだろうか。
そのシーンを、自分で作っていけるだろうか。

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