便利でも多用はチョット
市街地のマラソン大会、青梅マラソンとかで路肩から撮影していると、アマチュアカメラマンが寄ってきて、負けじと高速連写をして迷惑なことが多い。
なんで張り合うのかわかりませんが、機材の自慢なのかなって。
撮影の目的が違うので、こちらの撮影リズムを崩されるのが困るんですよね。
高速連写はすごいけどね。
連写はすごく便利なんですが、闇雲に押しても肝心なところを撮影できていないことが多いのです。
カメラのパンフレットで連写の凄さをアピールしているところは多いですよね。
でも結局必要なのは1、2カットくらいでしょ。
そのために12連写とか30連写とかって、画像が多くなって撮影後が大変ですよね。フォーム研究のための連写ならわかりますが、一般的な撮影では連写は必要ないでしょ。
なので連写はどれか良いのが写っていればOKというのではなく、
次の撮影のための、次のシャッターチャンスのための準備をするための機能
と考えれば良いと思います。
秒間14コマでも必要なところが外れていることも多いんです。
やはりココぞってところで4カット連写する方が良い絵が撮れます。
例としてマラソンのスタートを撮影する場合、ヨーイドンっで高速連写する方がいますが、絵面はあまり変化のないものが続きます。ここは秒間14コマではなく秒間4コマくらいでも十分だと思います。なぜなら0.25秒でどれだけ人って動くでしょうか?そう考えると秒間14コマとかって約0.07秒の間、どれだけ動くのでしょうか。
シャッターの無駄押しですね。
秒30コマ連写とかって、30フレームの動画から静止画を切り出してもいいくらいです。
言いたいのは、本当に狙いたい瞬間は連写では撮影できないって事。
その練習方法は、身近な道路で練習できます。
横断歩道や電柱を見つけます。そこに車が通過した瞬間にシャッターを切るという
練習です。
横断歩道や電柱のギリギリに車を止めて撮影できるようにすれば、無駄押ししなくなるでしょう。
動くものにはリズムがあります。そこを掴めば大丈夫!
簡単に言ってるようですが、きっと役に立ちます。頑張って!