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地テシ:304 いよいよ「ミナト町純情オセロ」始まるよ!

劇団☆新感線が昨春上演致しました「神州無頼街」のBlu-rayが5/19(金)に発売されますよ!

なんと映像特典が約3時間! 副音声解説もあるし楽曲CDも付いてるし「浦島さん」と「カチカチ山」本編&特典映像まで付いてくるんですって! 大盤振る舞いにもホドがあるってもんですぜ!
ええと、特典映像の中には「なんだこれ?!」ってのも含まれますので、そちらもどうぞお楽しみに! 予約開始は3/6(月)から!


さて「神州無頼街」もいいけど「オセロ」もね! ということで、いよいよ3/10(金)に《2023年劇団☆新感線43周年興行・春公演 Shinkansen faces Shakespear「ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情篇~」》の幕が上がります。いやあ長いなタイトルが。改めてフルタイトル書いたら長いぜ。

タイトルからもお判りの通り、シェイクスピア四大悲劇の一つ「オセロー」を青木豪さんによって翻案されたものです。シェイクスピアについては日刊☆えんぶの記事にも書きました。

上の記事にも書いておりますが、《シェイクスピアの悲劇》だからといって決して取っつきにくいものではありません。そもそもシェイクスピアの原作にしてからが、愛やら嫉妬やらデマやら、実に下世話な内容なんです。
それを大胆に翻案し、さらに笑いや歌、ダンス、アクションも追加して、実に判りやすい話になっております。でもね、これだけ改造しても、しっかり「オセロー」なんですから不思議ですね。


この作品は12年前に「港町純情オセロ」として上演されていますが、かなり書き直されているのでもはや新作と言ってもいいほどになっております。具体的にどう変わったのかは来週から徐々にお話ししようとは思うのですが、まあとにかく新しくなっています。戯曲も演出も。
稽古でもかなり繊細に演出がなされていて、会話劇としてとても面白くなっているのです。通し稽古を見ていると、筋を知っているのにこの先どうなってしまうのかと気になるほどに引き込まれます。

新感線といえばとにかく派手でクドくてドタバタしているという印象があるかもしれませんが、いや確かにそうではあるのですが、今回はかなりストーリーや心情変化に重きを置いて、いつもとはちょっと違う面白さを感じています。

その面白さをぜひとも劇場でお確かめ下さい。東京は池袋の東京建物 Brillia HALLにて3/10(金)~28(火)に、大阪は森ノ宮のCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて4/13(木)~5/1(月)ですよ! お楽しみに!


あっ、そうだ。今回、私、たくさん着替えますわよ!