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今後の方向についてご報告

今後のご報告

特に大したことではないのですが…一応ご報告をしておこうかと思います。

たくさんコメントありがとうございます。🙏
忍たま垢として立ち上げましたが、
今後はより自分の好きなテーマを中心に一次と二次創作とコラボした作品を描いていこうと思います。
好きなテーマ(夏休み/学校/ノスタルジー/田舎/80〜90年代/懐かしのアニメ/kawii文化)に関するツイートが増えると思います。
違いを簡単に言うと、雑多垢のようなもっと自由な垢になるよ、という事です。
気になる場合はミュート等して頂けたらと思います。
作品を見たい場合はメディア欄を見て頂けたら早いかと思います。

もちろん忍たまは変わらず大好きな作品なので、作成中の現パロや室町な忍たまのイラストも引き続き描いていきたいです。
描きたい物はまだまだあるので。

以下、個人的な話なので読みたい人だけどうぞ。⏬




今までの作品と色々振り返って思うこと

今まで上げて来た作品を振り返ってみると、やっぱり自分のオリジナルの世界観を優先にしたいんだろうなと思います。
現パロとして忍たまを描いてきましたが、キャラクターの見た目やストーリーも原作と異なるので、見てる方は共感しづらかったと思います。

それでも気に入って下さる方がいるのは本当ありがたいです。
アニメを作るのは大変でしたが、作りがいがありました。

数ヶ月運営してみて、自分は一つに絞って極めるタイプではなく、色々な所を渡り歩いて今までにないものや変わったものを作りたいタイプなんだなと実感しました。
また、自分の本心に背くことはできない性分であることも改めて認識しました。

元々自分が納得した事しか出来なくて、学生の頃も社会人になっても、周りに合わせる事が出来ずにはみ出し、色々損もしてきました。こうすれば上手くいくよと言われても、心が動かない事はやらないというより、出来ないという感じでした。

それでも学生まではまだ自分は子供だから、という考えもあり、小さい頃から絵は好きでしたが、美術系の専門学校に行きたい事は言えず、先生や親のアドバイスに従い四年制の大学へ進学しました。

ただ授業にはほとんど興味が持てず、絵への関心も薄まり、ほぼ描く事はありませんでした。
就職活動でも、正社員になれば安定するんだからウソついてでもいいからアピールしとけと言われましたが、やはり絵描きの夢は捨てきれず、普通の会社に入りたいと思えなくて。
それが面接でも出てしまっていたのか一社も受かりませんでした。

アルバイトでデザインの会社に入りましたが、ルールに馴染めず、ミスも連発したため一年経たずにクビになりました。
右往左往した結果、やっぱり絵描きになりたいと思い、思い切って専門学校に入り、絵の会社に就職。

入ると、思っていた以上に重労働で低賃金。
憧れで選んだものの、仕事の重要なパートがろくにできず、本当にこの仕事好きで選んだの?と疑われてもおかしくないほど不出来で。
絵を描くのは好きだけど、苦手な作業でした。
周りの人は絵がうま過ぎて凹みましたし、画力不足で稼げず、下手くそと怒られるわで、いつになったら上手くなるんだろう、いつになったらまともに稼げるんだろう。やっぱり進む道間違えたかな。

段々そんな思いになり、転職や副業も考えるようになりました。
同窓会で会った同級生にも、私が低賃金で不安定な職を知っていた為か、「お前は早く結婚せなアカンで。ま、オレは結婚するけどな。」と言われて内心不愉快な思いもしました。

そんな事もありましたが、10年で独立し、フリーに転身。
それでも業界の中では中間層には手が届かず、相変わらず底辺にいました。
実力なしのコミュ症なので、人付き合いは苦手でしたが締め切りだけは死守することで何とか人脈を繋いでいきました。
暫くしてから仲良しの営業の方から、いい仕事がある!と言われ、蓋を開けて見てビックリ。

自分の実力ではとうてい叶わない仕事がやってきました。
それは小さい頃から知っていた人、知っていた作品。
昔の自分が聞いたら信じられないだろうと思います。
けど私が引き受けて大丈夫なんだろうか…?かなり不安もありましたが、依頼が来たなら…とお受けしました。

担当したのは本当にわずかでしたが、自分の名前を作品に残す事が出来ました。
その時に思ったのが、あの時絵描きの道を選んでなかったら、こんな体験は出来なかっただろうなと思いました。
こんな底辺の自分が、業界で実力があってもタイミングが合わないと関われない仕事に関われるなんてドッキリかよ。ここで運使い切ったらどうしよう。
正直たまたまにせよ、人生の願い事の半分叶ってしまった気分で、このまま死んでも、まあいいかなと思ったりもしました。
でもあとまだ半分残っているなら、次は実力で何か成し遂げたいなぁと思っています。

何だかんだで、結局やりたいようにしかやれませんでしたが、一つ経験として言えるのは、自分の本心に従って自分で決める事が自分にはとても重要だった事と、決めた事には失敗も含め意外と悔いがない、ということでした。

ラッキーな出来事の後も、相変わらずの自分がいますが、迷いながらも結果的には好き勝手進んでいるような気がしますし、そうとしかできないんだろうと思います。

やりたいようにやれば良い、が本質だと私も思います。
ですが社会の仕組みや時代上、まだまだそういう訳にはいかない事も多々あり、自分にとっては葛藤が多い世の中でもあります。その中でもなるべく自分らしい自分でいれたらと思います。

そんな大袈裟に語らなくてもと思うかもしれませんが、絵描きを仕事にしている自分にとって創作活動そのものが人生のポートフォリオという感覚があるので、色々考えてしまいました。
まだこれから迷いながら、ご迷惑もお掛けしながら進んでいくと思いますが、こんな奴もいるんだなぁ、ということで何かの参考にでもしてもらえたらと思います。

長々と長文失礼いたしました。

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