Billboard Live "Smoke & Blue'24”
10月3日 佐野元春 & The Hobo King Band ビルボードライヴ東京 2nd
“Smoke & Blue”1stシーズンは東京で観た。2012年、今から12年前のこと。その後最後に観たのは2015年大阪。
2018年か19年。久しぶりに観に行くつもりでチケット確保していたが、直前に仕事のスケジュール変更。実現しなかった。
今年もビルボードで演るという情報を掴んだ時、迷うことなく東京だ!と決めた。
かねてより、2、3年くらい前かな。「2024年に上京する」と公言していたからというのもあって。そのためのエビデンス。
東京自体10年ぶり。その間何度か上京しようと考えたこともある。ある時から、この際「10年の節目まで止めておこう」と。キリがええやん。他に意味はない。
前振り長えよ。(いつものことさ)
さて、先のコヨーテ・バンドとのトゥワー同様、予習用プレイリストがオフィシャルより公開。
はい、今回も予習していませんです。相変わらずスレてるんで。このブレなさ(笑)
ホーボー・キング・バンドは、それこそこの“Smoke & Blue”(以下S&B)で年に一度集まるか集まらないかのレアなバンドだ。
公演中のMCで、
その第3期メンバーはドラムス古田“マイティ”たかし、ギター長田進、ベース井上富雄、キーボードDr.kyOn。
僕が参加した前回までは、S&Bのライヴには長田さんは居なかったし、ゲストとしてチェロの笠原あやのさんが居た。
ホーボー・キング・バンドが奏でるサウンドは「オーガニックで、アーシーで」っていう解説とかは専門の人に任せて、コヨーテ・バンドとはまた違う趣きがあって、それはそれでまた味わい深い。
先のZeppトゥワーはコヨーテ・バンドによる元春クラシックスの再定義、だったけど、S&Bのライヴは、いわばホーボー・キング・バンドによるそれだ。
S&Bのライヴ自体は“スクランブルパーティ”ではなく落ち着いた雰囲気。これはこれで心地よい。もちろん、普段着でぜんぜんかまわないんだけど、どこか、おめかしして出掛けたくなる。
考えこまずにライヴに出掛けようよ♪
今回2015年以来5回目。こんなに多く参加できてるのは佐野さんとバンドのおかげです。どうもありがとう。てな感じで。違うか(笑)
会場はライヴレストラン。料理やアルコールなども楽しみながら。どこかパブロック感もありつつ。
日に2回演るから1回のショウはコンパクト。
危うく曲順間違えそうになるハプニングなんかがあり曲数は同じだとしても、おそらく2ndの方がやや長かったのかな。いわばある意味、安定の元春クオリティ。食事はしてないんだけどもね、もうお腹いっぱいですわ(笑)
終えると、
僕が観た過去回もそうだけど、2ndステージの方がよく喋る(笑)そして問題の?その曲はおそらく1stでは間違って歌おうとしたタイミング、順番で歌われたのかな。
間奏。
佐野導師自身もなんだか誇らしげ。
通常なら2階席、この会場でいう4階席のステージから見て左側に誕生日の方居らしたのにkyOnが気づき、「あっち、あっち!」って感じに教えていたのに気づかず、しかし何度目かの「Happy Birthday🎵」の歌詞の時に、その方へ目を向けたような。
元気張って手を挙げるから、そのうち1月にBillboard Live公演やっとくれ。待ってるよ。
リリースから20週年ということでアルバム『THE SUN』から数曲。セルフカヴァーやらセルフアップデートやらを除けば現在のところホーボー・キング・バンドとの最後のスタジオアルバム。
バンドの演奏は続く。
もう1曲演りますと告げられ最後は『ポップチルドレン』のHKBヴァージョン。イントロのギターがいい。好きだ。
そのギター、長田さんと思ってたんやけど、今回、kyOnやったんか。フライングVが炸裂!
終始着座での歌唱だった佐野導師も最後はスタンディングで。そして同じく終始着座だった長田さんも立ち上がり、モニターに足をかけていた。
孤独なペリカンの歌(違うだろ)も聴けたし、いやぁ、よかった。よかったですわ〜。
現在の活動の主体母体はコヨーテ・バンド。だけど、これも紛れもなく“佐野元春の現在(いま)”。
物理的に
こんな夜、こんな夜にはもう!
家には帰れない♪
から、1泊して六本木の夜に揺れていよう。
The Hobo King Band are
佐野元春 ヴォーカル、ギター、エレクトリックピアノ、タンバリン、ブルースハープ
古田“マイティ”たかし ドラムス、バッキングヴォーカル
井上富雄 ベース、バッキングヴォーカル
長田進 ギター
Dr.kyOn エニイキーボーズ、グランドピアノ、ギター、アコーディオン、バッキングヴォーカル
Macopie will Retun, Roppongi. maby.
※カヴァーPhoto: 佐野ロック(親愛なる“東京のブラザー”)