Not Enough
それは自分じゃなくてよかったと
安心しているのかな
関係ないやと無関心を装っているのかな
だけど君も分かっているはず
明日にもそうなるかもしれないってこと
いつかは我が身にも
起こり得るってことを
傍観者は無責任なんじゃなくて
目を向けることにつきまとう恐怖心
知ってしまえば逃げられないことを
好奇心だけじゃすまされないってことを
なにが最善なのかは誰が見極めるのか
誰も答えが出せないことの中で
立ち止まってもいられない
好奇心が膨らめば
恐怖心も増してゆく
見えないものを見つける術があったなら