『今、何処』Tour 2023 岡山無双編
佐野元春 & The Coyote Band 2023年9月19日 岡山市民会館
今、キミ何処?
俺、今、此処
というわけでやって来たのは岡山。6月開催予定が、佐野先輩まさかの“ただの風邪”罹患したことで延期になった岡山公演。
しかし、延期になったことでこうして岡山に、僕は今、ここに居る。
ここに居るよ!
『ケガの巧妙』的な?(笑)
喩えちがうぞ、オイ。
そんなこんなで(どんなんや)、6月にスタートした佐野元春 & The Coyote Band『今、何処TOUR2023』もいよいよ本日を含め2公演。
いつもながら、はじまってしまえばあっという間。
今夜のべニューは岡山市民会館。当初は岡山の次が福岡で、その2公演が延期。両会場とも近く取り壊され、新しく生まれ変わる予定。
新しくはじめるんだぜ
まさに。
今日参加したオーディエンスの中にも他会場で既に、今回トゥワーを目撃した方も多く居るだろう。
だろうけど。
当初の予定から3ヶ月。目一杯焦らされた岡山のオーディエンスは最高潮でバンドを迎え入れた、そんな感じ。
締めのクローザー(札幌ファイナル)の前のセットアッパー。そんな位置付け、盤石。(どんなんや。2回目)
いちばん最初にトゥワースケジュールが出た時は熊本がその位置付けを担ってたんだぜ。(だからなんだ?)
つまりはもはや完成されていて、まったく危なげのない。
両県の位置的に、
右の岡山
左の熊本
みたいな?
(なんやねん。ここまでの意味不明な喩え、要らんやろ)
平日の公演だけあって開演時間は19時。これが週末公演なら、開演はまだ早まるから日帰りコース。
ああ。確か、どっかで書いたな。
何かの不具合、不手際があったのか開場が遅れショウ自体も15分押しでスタート。
ライヴ自体はもはやなにもいうことはない。
ここからはMC要約をいくつか。
笑いと大歓声。
ライヴ自体はもはやなにもいうことはない。(2回目)
ないのだけど・・・
近年僕が自身のテーマ曲といっているライヴでも定番の曲。この夜も演奏されたのだけど、なんとこの曲で、
やりやがったな!!(笑)
毎回どこでトチるのか、ほんと、心配な君だけど(笑)
そんなことを心配して、ある種期待しているのも『愛が分母』なら(笑)。
続くは僕自身はトゥワー初の『禅ビート』。そして、
会場の一角でなにやら騒つく。
開演前のアナウンスはなかったけど、みんな心得ていて座って聴いた『詩人の恋』。そしてトゥワー初披露『東京スカイライン』。やがて去りゆく夏。沁みた。ただこの曲を演るならマンドリン、生でほしかったな。急な思いつきなのかもしれないけれど。
そしてユーラシアの国や自動車関連会社の元偉い人やら欲張りたちの顔が浮かぶ曲で本編も終わるなぁと、思ったら楽器を置かないメンバーたち。
“ダダン🎵”(ドラム)
トゥトゥトゥルトゥ〜
トゥトゥトゥルトゥ〜🎵
(書き言葉での再現は困難だ)
え?終わり見えないんですけど?うれしい悲鳴には違いない。
今夜だけは君と輝いていたい
曲後いったんメンバーがはけた。本編約95分。
アンコール。
ハーモニカからはじまる曲。この街のノイズに乾杯!
(実際の乾杯は、まだこのあとね。笑)
なんだか、トゥワー終盤になって定番になった『Someday』の前のようなMC後、西の果てから東の果てまで車を走らせる曲。
大歓声。
いや。ここはね、曲名告げずにそのままジャングルビートに入らなきゃクールじゃないよ、先輩(笑)。
曲終わりに
と叫び、
事件発生。佐野元春、壊れる!(笑)
ダブルアンコール。
雷鳴ドラムからはじまる80年代の代表曲が終わり、左手の時計を見る仕草。してないのに。
はい、おかげで泊まりです。どうしてくれんだ!?
(もとからその予定やし)
そして、相変わらず今夜も君は愛を探す(笑)
メンバー紹介の前にホール公演としては最後ということで恒例のトゥワークルーの紹介。
トータルで2時間半。いやあ、濃かった。佐野先輩も珍しく?逸ってたし何回かヴォーカル被せ気味だった(笑)
佐野先輩が罹患せず、予定どおり福岡と鹿児島に行っていたら今回岡山に僕は来ていない。
いろんなイフ(if)とミラクルの結晶。延期になったことでスペシャルになった岡山ライヴ。こんなことって何回もあることじゃない。
大歓声。
いかにも。予定どおりだったら今回岡山に僕は来ていない。(2回目)
はじめての岡山訪問が忘れられない思い出の一つになった。
ありがとう、この素晴らしい岡山の夜。
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