偶像と虚像


音もなく崩れゆくさまに
気づかないふりをしてた
見た目の煌びやかさに
目を囚われているから

君は必死な形相で
なにも知らぬふりをする

足掻けば足掻くほどに
深みに嵌っていくのも知らずに

すべてを失うためになにを得た

栄華を誇っていたのは
ただの偶像で虚像



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阪口 誠   Makoto Sakaguchi
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