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佐野元春デヴュー45周年を記念したベスト盤、Macopieが選ぶとこうなる。Prt2

2025年、佐野元春デヴュー45周年。3月にはニューアルバムのリリースもアナウンスされ、なおも佐野元春とバンドは加速する。
節目の年にはベスト盤が出るケースも多いが、現在のところはまだオフィシャルアナウンスはなし。

そこで、ベスト盤を作るならということで45周年にちなんで45曲を選出してみた。3回に分けお送りするシリーズの第2回目。

(第1回はこちら)


佐野元春第2期 ハートランド解散後からアルバム『The Sun』まで

第2回目。個人的に、デヴューして最初のバンド、ハートランド解散後からアルバム『The Sun』までを第2期と定義する。

では早速その間のスタジオアルバムを見ていこう。

①Fruits(1996) 16曲
②THE BARN(1997) 12曲
③Stones & Eggs(1999) 10曲
④The Sun(2004) 14曲

のちにザ・ホーボー・キング・バンドとなるミュージャンたちとのセッションの末に制作されたアルバムが'96年7月発表の『Fruits』。
リリース前の'96年年明け後から佐野導師(通常営業)はトゥワーに出る。新しいバンドは『Fruits Tour』までインターナショナル・ホーボー・キング・バンドと名乗っていた。現在も続くホーボー・キング・バンドとは若干違うメンバー。(あのね、ホーボー・キング・バンドは解散してはいないんだよ。ここ、大事。試験には出ない)

「僕の庭ではじまり、僕の庭で終わる」というコンセプトの『Fruits』のあとメンバーと共に渡米、ウッドストックで作られたのが『THE BARN』。散々いわれてきていることだが、米国ルーツ・ロックに傾向した素晴らしいアルバムだ。

『Stones & Eggs』に関してはホーボー・キング・バンドメンバーの参加もあるものの、ほぼほぼ佐野元春1人で作り上げたアルバムで趣きは違うけれど。

僕は解説者でも評論家でもないので、気になったら自分で調べましょう。


【Motoharu Sano 45 Songs Prt2】

前置きはこの辺にして選曲。この期間全52曲の中から。

1.インターナショナル・ホーボー・キング①
2.マナサス②
3.ヤング・フォーエヴァー②
4.C'mon③
5.観覧車の夜④
6.レイナ④
7.だいじょうぶ、と彼女は言った③
8.君を失いそうさ③
9.すべてうまくはいかなくても①
10.太陽④
11.君の魂 大事な魂④
12.ロックンロール・ハート②

【この選曲をSpotifyで聴く】


例によって曲ごとの解説はしない。それは僕の役割ではない。

枠を3曲、前回に持っていかれましたから(笑)今回は12曲。

(※曲名のあとの番号は上記アルバム番号)

5曲目。アルバムテイクではなく、2005年5月のNHKホールでのライヴテイクに。ここ大事。

15年のキャリアを経て、さらには国内名腕のミュージャンの集結により円熟味を増したというのかな。そんな感じがするのは僕だけではないだろう。

今回もいい仕事したと思うぞ。どうなんだ?アァッ!(なぜアジってんねん)


次回最終回。

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※カヴァー ©️MFMP




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阪口 誠   Makoto Sakaguchi
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