LOVE PSYCHEDELICO 2015 15th Anniversary Tour “The Best” 熊本
2015年7月4日 熊本B.9 V1
2曲終わったあとのMCでも言われてたように、デヴュー15周年にして初の熊本ライヴ。この15年、何度東京大阪へ行こうとしただろう。
ここ数年は年に数回は上京したり大阪へ行くが、やっぱりそうそう頻繁に行くわけにはいかなくて。
先の佐野棟梁の6月大阪ビルボード最終日の翌日、同じ大阪でデリコのライヴが開催された。当初はこのデリコ大阪ライヴも行くつもりで、ビルボードを最終日に選んだ。しかし、やっぱりいっちばん初めは地元で観たいな、その思いから断念した。
前日は同じ熊本でダ コヨーテ バンッ!でもお馴染みのデリコバンドメンバーでもある高桑カーリージラフのライヴもあって、そちらも大盛況。益々期待が高まる。
今回はバンドメンバーが凄い。ドラムスがなんと!高橋幸宏さん!途中Kumiも大好きな憧れの人と一緒に演奏できるのは幸せなことだと思うと言っていた。待ち望んだライヴと言うこと以外にも、これを逃すと、もしかしたら、幸宏さんのプレイを熊本で観るチャンスはもうないかもしれない。
あいにくの雨の中、同じように待ち望んだ人たちが集う。開場が遅れて、僕が場内に入った時点で開演の10分前。それでもまだ、入場できてない人たちが多数いる様子。
さあ、いよいよ始まるぞってなった時点で開演定刻から20分近く押している。会場で合流した音楽仲間(敢えて、元春ファン友達とは言わない。笑)と談笑しながらメンバー登場を待つ。ローディーさんたちも忙しない。
そしてメンバー登場!Kumiのアコギで、目下のところオリジナル最新アルバムの6曲目からスタート。
ステージ向かって4列挟んだ僕の真正面にカーリーさんがいて、その横にホリー(堀江博久)、センターにKumi。その後ろがドラムスの幸宏さんで、幸宏さんの真横がゴンちゃん(ゴンドウトモヒコ)。で、Naokiは当然Kumiの隣り。そんなメンバーの立ち位置。3曲目までの流れが良いなぁ。“Free World”の出だしのギター、ホリーなんだね。 数曲続く。
そして2曲、「一緒に歌って!」
一緒に歌うならもっと日本語詞が多い曲にしようよ、Kumiちゃん(笑)
一旦、Kumi & Naoki以外のメンバーが捌けた。去年あたりから2人だけでやってて評判が良いアコースティックライヴの様子を少し再現すると言ってマンドリンを手にするKumi。
「懐かしい曲ですね。These Days」
続いては、
「学生時代に作った曲。3枚目のアルバムに入れました」
と“裸の王様”。そして、
「2人だけしかいないから、Naokiさんにも歌ってもらいます!(^_^)」
ご存知の通り自分には持ち歌がないから、カラオケに行ってデリコを歌ってと言われるのが困る、とか、懐石料理にも箸休めと言う大事なものがあって…とか、この間に御手洗いに行かれる方は行って、とか。Naoki、意外と面白いやつだな(笑)
再びバンドセットに戻って。幸宏さんソロからNaokiへと繋がりライヴは続く。
冒頭のリフを何度か繰り返し場内を煽るNaoki。なんとなぁ〜く?好きだったけど、本格的に聴くようになったきっかけの曲で、映画やTV CMにも使われた“Everybody Needs Somebody”から“Freedom”へと続くと大盛り上がり大会も佳境へ。
続いては曲中にNaokiヴォーカルのスッテッペンウルフを組み込んだデヴュー曲、そしてもう1曲。この曲で高桑ジラフさんはベースをギターに持ち替えて。一旦終了。
メンバーの着替えタイムのあとアンコール。Naokiさんショッピングコーナーを挟んでオーラス。
「15年間、みんなにもいろんなことがあったと思います。良い時も、そうでない時も一緒に居てくれてありがとう。最後にこの曲でお別れしたいと思います」
テニスプレーヤーの人が出てるCM曲まで全21曲。もっとやって欲しいのはみんなそうだろう。それはまた次回以降の楽しみにとっておいて。
「外は雨かもしれないけれど、みんな気をつけて帰ってね」
「また来るね!熱い夜をありがとう!」
Kumiちゃん、そしてバンド全員にそのままその言葉を返すよ。
女性ならではのしなやかさと言うか、あま、そんな感じ。抽象的だな(笑)
途中何曲かNaokiとホリーに合わせて僕も小さく(笑)ジャンプ。見てたら分かるもん、ここでジャンプするなって。数回のうち1回はホリー、欽ちゃんジャンプしてた(笑)
ホリー、プレイスタイルがエモーショナルと言うか、パッションが溢れてて途中イヤモニ外れてた(笑)
15年やってるプロに失礼なこと言うけど、Naoki、ギター上手いな(笑)
良いの、友達だから。前夜握手して、挨拶程度の一言二言交わしたから、もうNaokiは友達です(笑)
ええ、誰がなんと言おうとも、もうNaokiは友達ですから!(笑)
当初視野に入れてた大阪はホール公演。とは言えそこはロックコンサート。着座で、ってことにはならないが、やっぱり地元で、ライヴハウスで観て良かった。
LOVE PSYCHEDELICO Band
Kumi ヴォーカル、ギター、マンドリン
Naoki ギター、バッキングヴォーカル
高桑圭 ベース、ギター、バッキングヴォーカル
堀江博久 ギターズ & キーボード、マンドリン
ゴンドウトモヒコ シークエンス & ホーンズ、マラカス
and
高橋幸宏 ドラムス
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