不確実な完全


変革の時を待ち望むかの潮流は
結局一瞬で消え去っていった
元の木阿弥にすぎないことを
大方が知っていた

喉元を過ぎ去ってしまった連中は
時期に熱さを忘れる
そして何食わぬ顔でのさばり続ける

すべては思惑どおり

それを見過ごすのは無力感からか

意志は持続しているならば
あきらめている場合じゃない

未来が見える
遠くて近い
漆黒の闇
豊かな朝
誰が決める?

他人任せにして
素知らぬ顔
そんなことばかり
溢れている

いい加減飽きてこないか?

意志は持続しているならば
あきらめている場合じゃない

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阪口 誠   Makoto Sakaguchi
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