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『2024年初夏。Zepp Tourで逢いましょう』初日福岡

佐野元春 & The Coyote Band
2024年6月16日 Zepp Fukuoka

デビュー45周年を目前に、さらにアクセルを踏み込んだ佐野元春が何を表現するのか、新旧ファンの期待は尽きない。

Tour特設サイトより


前回『今、何処』トゥワーから8ヶ月。今年も新たなるトゥワーがはじまった。

初日。佐野先輩の、福岡でのZepp公演は12年ぶりに観る。当時、新しく加入したギタリスト藤田くん(アッキーー!)のお披露目、まだ移転前の旧Zeppだった。移転後の新Zepp福岡自体は前にも行っているが、佐野先輩の公演としては初。会場の雰囲気は知っている。


知ってるよ
知ってるんだぁ〜♪


2月に今回トゥワーが発表されて最速はF.C.先行なのかな?いや、そうだよ。しかし、

F.C.入ってるのに・・・

とか、落選の声が多く見られた。ただ、F.C.入っていれば必ずチケット獲れる、しかも良席保証的なものではない。それは誰しもわかっていること(のはず)

再三いっているが僕は席位置にはこだわらない。誰のライヴでも同じ。

そして、僕も各種チケットサイト、プレイガイドの抽選はことごとく落選。

これは今回は無理かも?感もありつつも確保することができた。裏技などない、強い意志、信念です(・・・そんなもんでどうにかなること違う。笑)


トゥワーに先駆けてオフィシャルから「これで予習してね」と予習編プレイリストが公開。

当日はじめて移動中の高速バスの中で聴いた僕の感想は、

「これは予習編にならないな。肝心のクラシックス、ほとんどない」

歓喜するファンも多い中でどこまでもスレてるヤツもいる。(オマエな)

たとえば20曲。全部とはいわずとも半数近くはクラシックス演るはず。さあ、果たして?

ドームから吐き出された無数の人、人、人。ホークス唐人通りをドーム方面へ向かう車列は大渋滞で会場着は開演時刻。Zeppに着いた時にはショウがはじまっていた。2分押しで入場。

とはいえまだまだ1曲目の序盤も序盤。全然問題ない、のだが「曲間にご案内します」と制せられスタンディング。

1曲目は、このヴァージョンでは細部は違うかもしれないが、過去2回演奏されたこともあるクラシックスの曲。

こちらです、と案内された席は2階最前列。注目の2曲目は配信リリースされたばかりの最新シングルだ。

前回から1年ぶり、僕らパワーアップして戻って参りました

序盤のMC

大歓声。

序盤はクラシックスが続く。

“とてもいい感じ🎵“
(『本当の彼女』/アルバム『Blood Moon』2015)

5曲目。冒頭のノイジーなギターは藤田くんだ。佐野先輩はエレピに着いている。瞬時に曲名を理解した僕。

「なるほど!」

このアレンジ、いい!ハウスっぽい感じ?めちゃめちゃカッコいい!!

続く6曲目。元春クラシックスの再定義、うーむ・・・。この曲は最近のライヴでも披露されているスカ・ヴァージョンの方が個人的にはいい。悪いがこの曲だけは納得いかん(笑)

隣はドーム!ホークスも頑張っているけど、ここ(ライヴ)はもっとぶち上がっていこう!

ここからはコヨーテ・バンド名義のアルバムから。そして、

一緒に踊ろう!

Say, Yeah🎵

藤田くんのギターパート、アレンジ変わってる!アドリブ?

続くは令和に入ってまだ間もないのにもはや最強のマスターピース『今、何処』アルバムから。このアルバム、同トゥワー成功から、今回トゥワーチケットも各地で即完となったことに喜びと感謝も伝えられた。

『今、何処』プロジェクト終了後、ありがちな、そこからしばらく充電とならなかったことが先ず喜ばしい。

そして『ラ・ヴィータ』終わって個人的にはここで本編終わりかな?とも思ったがライヴはまだまだ続く。

“この街の夏は過ぎてゆく”

いやまだ、梅雨入りもしてへんやん。(当時)

やっぱりマンドリンは生で欲しい。そのマンドリンパートは深沼くんのギター、エフェクトで。多分、まちがいない。それもいいけどね。

それからまた最新アルバムの曲でたたみかけ、6年前のアルバム曲でいったん終了。夢の終わりを告げる空。今この瞬間は夢?屋内なんで夜空は見えないけれど。Hey🎵


アンコール。先月もジュリーが歌うのを聴いたけど、やっぱりこっちがいい。まあ、そうやわな。含めて3曲でオールアップ。

ショウの構成としては前半クラシックス、後半コヨーテナンバーの、全体とおしても2時間弱のコンパクト。それでも濃いライヴやった。


さて、ここからは、お待ちかね?MC要約をいくつか。

オマエのレヴューはそこしか価値ないんやから早よせえや

ハァ〜?うるさい、バカ・・・

先ずは近隣でイベントが開催されている時の定番。

野球じゃなく僕を選んでくれて、ありがとう!

デイゲームなんでライヴ開演前には終わってましたが?(笑)

初日、この街で演奏できて僕らとてもうれしかったです。どうもありがとう!

来年は45周年。そしてコヨーテ・バンド結成20周年。最大規模なホールトゥワーを予定しています。楽しみに待っていてください

現行市民会館は来年3月までやから、何処で演るんだろう?国際センターはアリーナになるのかな。そしたら国際会議場か。それとも、新しい市民会館完成してる?

大注目。熊本入るかな?入れてよ。入れてください。曰く付きの城ホールで(笑)。今度はメインホールで。

各メンバー紹介後、

そして僕は、佐野元春といいます(微笑)

知ってるよ
知ってるんだぁ〜♪
(2回目)



それから、これはいっても大丈夫だと思うんだけど・・・




カーリーさんのコーラスパート、ほぼコンプリートしました!


そんなん要らん情報いうな(笑)

シゲのコーラス。いつもよりオクターブ高い?

さあ、コヨーテ・バンドでの“カヴァーアルバム”、リリースはいつだろう?45周年に合わせたタイミングだろうから、来年かな?だよね。


The Coyote Band are

佐野元春 ヴォーカル、ギター、ピアノ、タンバリン、マラカス
深沼元昭 ギター、バッキングヴォーカル
藤田顕 ギター、バッキングヴォーカル
高桑圭 ベース、バッキングヴォーカル
小松シゲル ドラムス、バッキングヴォーカル
渡辺シュンスケ エニイキーポーズ、バッキングヴォーカル


(and... サカグチマコト バッキングヴォーカル 福岡のみ笑)


ネタバレなしレヴューでもいってるけど、願わくばまた観たかった。次期トゥワー、また複数回参加しよっかな。

初日から完成してるといっても過言じゃない。まさに“最新の佐野元春は最強”。コヨーテ・バンドも、また。



しかし暑いけどさ、暑いんだけども短パンってどうよ?シュンスケ!(笑) 

ちなみに?この日のワタシのいでたちは佐野先輩とほぼ被り。

また要らんこというとる。んなことないわ〜(いや、あるんだよ)


Tour特設サイト


【ネタバレなし】最速レヴュー


※カヴァー画像: オフィシャルFBより


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