佐野元春デヴュー45周年を記念したベスト盤、Macopieが選ぶとこうなる。Prt3
2025年、佐野元春デヴュー45周年。3月にはニューアルバムのリリースもアナウンスされ、なおも佐野元春とバンドは加速する。
節目の年にはベスト盤が出るケースも多いが、現在のところはまだオフィシャルアナウンスはなし。
そこで、ベスト盤を作るならということで45周年にちなんで45曲を選出してみた。3回に分けお送りするシリーズの最終回。
佐野元春第3期 コヨーテ・バンドとともに
最終回、第3期は現在メインで活動しているコヨーテ・バンド期。同バンドは今年(2025年)結成20周年。
(とオフィシャルでもいっているが、そう名乗ったのは少なくとも2006年以降のはず。まあ、重箱の角やね)
アルバム『The Sun』リリース前にそれまで属していたエピックレーヴェルを離れ自らのレーヴェル“Dasiy Music”を設立。2004年の『The Sun』は同レーヴェルからの第1弾。(配給はユニヴァーサル・ミュージック)
2005年10月。佐野導師(通常営業)は、それまで行動ともにしていたホーボー・キング・バンドではなく、自分より一回り下の世代のミュージシャンを集めた。
ハートランドやホーボー・キング・バンドと違うのは、この時集められたメンツはみんな「佐野元春を聴いてきた」世代。ホーボー・キング・バンドまでの同世代とは違うケミストリーを期待したんじゃないかな?と。
僕はこれを“コヨーテ・プロジェクト”と呼んでいて、
とリリースされたのがアルバム『COYOTE』。
コヨーテマンという男のロードムーヴィーのサウンドトラックというコンセプトのアルバム。
コヨーテ・バンドと名付けるきっかけのアルバムだ。
コヨーテ・バンドのサウンドは瑞々しいという印象。特に最近。そのことがまさしく「最新の佐野元春は最強」という近年のコピーたらしめているんやと。
自分がどちらかといえばUKロックの方がアメリカのよりは好きなんだなってことに気づいたのもコヨーテ・バンドの功績の一つ(笑)
御託はええから、早よ選曲リスト出せや!
そやね。スンマセン・・・
【Motoharu Sano 45 Songs Prt3】
・・・の前にアルバムリスト忘れてた。
(それもええって?)
①COYOTE(2007) 12曲
②Zooey(2013) 12曲
③BLOOD MOON(2017) 12曲
④Maniju(2015)12曲
⑤エンタテインメント!(2022) 10曲
⑥今、何処(2022) 14曲
上記6枚、72曲の中から選ぶ15曲。なんだけど、今回の選曲は前回までと比べ少し困難で。しかしその困難すら楽しかったともいえる。
【選曲リスト】
1.君が気高い孤独なら①
2.現実は見た目とは違う④
3.バイ・ザ・シー③
4.折れた翼①
5.クロエ⑥
6.私の太陽③
7.銀の月⑥
8.エンタテインメント!⑤
9.詩人の恋②
10.夜空の果てまで①
11.純恋(すみれ)④
12.愛が分母⑤
13.禅ビート④
14.優しい闇③
15.ラ・ヴィータ・エ・ベラ②
(※曲名のあとの番号は上記アルバムの番号)
【この選曲をSpotifyで聴く】
“45曲縛り”はキツイぜ!
それでも、ワタシ、やればできる子ですやん?(笑)
恒例の?ライヴテイクを1曲は入れるシリーズ(?)。今回はラスト、2022年仙台。
例によって曲ごとの解説はなし。それは僕の役割ではないので。
45周年で45曲。それを3回に分けて。んー・・・、5年後は50周年、50曲か。この3回目に5曲追加でいいよね?ね?ね?そうだよね、どうもありがとう!
続編は・・・?
2018年の『或る秋の日』というアルバムはコヨーテ・バンドの演奏だが、シンガーソングライターアルバムの装いで、前回はほぼ佐野導師1人で作り上げたアルバムも選曲の分母に含めた。が、今回は除外。
ちょっと待て。『或る秋の日』やその他のアルバムアウトテイクなども入れた第4回もいけるんちゃう?
えッ?ああ・・・。カンベンしてください。現在、ホセ・メンドーサ戦後の矢吹ジョー状態です。(『あしたのジョー2』喩えが昭和!)
頼んます、
お願いさぁ〜🎵
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※カヴァー 『エンタテインメント!』ジャケ写 ©️2022 MFMP, Daisy Music
“佐野元春シリーズ” will Return